研究課題/領域番号 |
13J08706
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新谷 春乃 東京大学, 総合文化研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2015年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2014年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2013年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | カンボジア / 歴史認識 / アイデンティティ / 現代史 / 王権 |
研究実績の概要 |
本年度は二度のカンボジア調査において、カンボジア独立以降から民主カンプチア体制期(1975-79年)の自国史編纂に焦点を当てた文献資料収集、民主カンプチア体制崩壊後の自国史編纂に関わった関係者や、歴史教員等へのインタビュー調査を実施した。文献調査では、公文書館、王立プノンペン大学附属フン・セン図書館、教育・青年・スポーツ省を中心に資料収集を実施した。公文書館では、官報、新聞、大学紀要、省庁発行の各種報告書等を閲覧し複写した。官報は、独立以降の歴史家養成に関わる高等教育機関に関する政令を中心に確認した。新聞に関しては、クメール共和国期(1970-75年)に発行された新聞で保管されているものを網羅的に閲覧した。王立プノンペン大学附属フン・セン図書館と教育・青年・スポーツ省では、独立以降に発行された歴史書を閲覧し、複写した。インタビュー調査では、王立プノンペン大学人文社会学部史学科教員、教育・青年・スポーツ省職員、文化・芸術省職員へインタビューを実施した。 研究成果として、カンプチア人民共和国期(1979-89年)の自国史編纂について、東南アジア学会で個人発表(「自国史の再編――ポル・ポト体制後の『カンボジア史』構築」)を行い、その発表を踏まえて東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻の紀要『年報地域文化研究』に論文(「自国史の再編――カンプチア人民共和国体制下におけるカンボジア史叙述の検討を通して」)を投稿し、2016年3月に刊行された。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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