研究課題/領域番号 |
13J08965
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
井上 未知美 宇都宮大学, 工学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 高階調表示 / プロジェクタ / 印象評価 / 多重投影 / 高諧調表示 |
研究実績の概要 |
今年度は、実験装置の精度測定と、階調数と印象の関係性を調査する主観評価実験を実施した。まず、実験装置の精度測定として、プロジェクタの輝度測定からやり直した。プロジェクタの入出力の関係である応答特性の測定は、測定日の影響を強く受けるため、複数回測定して変動の幅を調査した。調査の結果、日変動の大きさが輝度弁別閾よりも大きいものであり、輝度のずれを観賞者が知覚する可能性が考えられたため、主観評価により装置の精度を評価することとした。プロジェクタ1台のみで投影した結果と、本表示手法による多重投影で投影した結果を観賞者に比較してもらい、劣化が認められるかどうか調査したところ、ほとんどの画像においては基準よりも高い評価値が得られたため、観賞者は残りの画像においては目立った劣化を知覚していないことが確認できた。続いて、本研究の題材である階調数について、疑似輪郭の知覚実験を行った。15種類の階調数を用意して評価画像を投影し、各表示画像でどの程度疑似輪郭を知覚できるか観賞者に回答して貰った結果、画素値間の輝度差に対して疑似輪郭の知覚度合いが線形に変化することを確認した。次に、相対評価を用いて同じ画像間の階調数の違いを評価してもらった結果、わずかではあるが、階調数の違いによる印象の変化が見られた。「なめらかな、綺麗な、きめ細かな」といった精細感を表すような語では高階調ほど印象が向上する傾向が見られ、「迫力のある、くっきりとした、立体的な」といった語では低階調ほど印象が向上する傾向が見られた。しかしながら、今回の実験では被験者数が少なかったため、階調数と印象の関係性を明らかにするまでは至らなかった。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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