研究課題/領域番号 |
13J09247
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
深谷 弘和 立命館大学, 社会学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 福祉労働 / 専門性 / メンタルヘルス / 社会福祉施設 / フィールドワーク / 知的障害児入所施設 |
研究実績の概要 |
本研究は、社会福祉支援実践における専門性を若手職員のメンタルヘルスから検討し、若手職員が継続して働くことのできる職員集団のあり方を検討することを目的としてきた。
2014年度は、前年度の研究成果を踏まえて、①障害者福祉施設において職員集団の実態に関するヒアリング調査、②20代職員への職業意識に関する調査の実施をおこなってきた。①の調査研究からは障害者自立支援法以降に、非正規職員の増加、管理者の増加、事務労働の増加などによって職員集団のあり方が変化し、各法人・事業所でさまざまな工夫がおこなわれていることが確認された。②の調査研究からは、若手職員の中では高い専門性への意識があるものの、一部で、ベテラン管理者層との間に法人理念と実践に関して意識の差を感じていることが明らかになった。
また、2014年度は、本研究の最終年度であり、積極的にこれらの研究成果を現場職員に返していった。大きくは定期的に若手職員との研究会と、管理者と共同研究者による研究会を開催し、意見交換をおこなった。また機関誌や研修等で研究成果を報告した。定期的な研究会では、社会福祉の基礎理論を現場職員が学習する機会として定め、日頃の社会福祉支援実践での課題を共有する場とすることで、今後の研究課題を確認する場ともなった。今回の研究活動により得られたネットワーク等は今後の研究にも活用し、福祉人材の確保・育成に向けて研究を展開させていく予定である。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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