研究課題/領域番号 |
13J09338
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
張 テイテイ 東北大学, 経済学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2014年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2013年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 近世農村労働力移動 / 出稼ぎ / 第55回比較家族史学会で報告 / 関東地域の資料調査 / 長野県の資料調査 |
研究実績の概要 |
1.学会報告: 2014年11月15日に、愛媛大学(法文学部 総合政策学科 第1会議室)で開かれた比較家族史学会第56回研究会に参加し、「近世期長野県川中島町今井村の歴史人口分析と五人組」をテーマとして報告した。比較家族史学会第56回研究会に参加なされた先生方から貴重なコメントを頂き、宗門帳のデータ処理・家族世帯構造の分析、労働者移動分析の問題点を発見した。今回の学会で頂いたコメントを踏まえ、上記の報告内容を再修正することになった。そして、2015年5月31日に早稲田大学で開かれる社会経済史学会で「近世日本農村社会における人口移動―長野県川中島町今井村の宗門帳分析を中心として―」をテーマとして報告する予定がある。 2.資料収集と現地調査: これまで近世日本における人口移動の実証研究の一環として新潟県西蒲原郡角田浜村の事例研究を行ってきているが、新たに長野市川中島町今井村の事例を通して近世期信州における現金諸稼ぎが同種の人口移動として検討できることがわかったため、これを角田浜と同様の視点から分析してみようと考えた。長野市川中島町今井村の資料は堀内家文書と小林家文書から構成されている。現在、上記の文書はそれぞれ長野県立歴史館と長野市立博物館に保存されている。そのため、2014年4月から2015年3月まで何回も長野県立歴史館と長野市立博物館へ資料収集・撮影のために調査を行った。主な成果:(1)長野県立歴史館で、堀内家文書目録に基づき、宗門改帳・他参帳・縁組御願帳を中心に撮影作業を行った。現時点において、宗門改帳・他参帳・縁組御願帳の撮影はほぼ完了していたが、資料の量は膨大なので、村政文書の撮影は未完成である。(2)長野市立博物館で、小林家文書目録に基づき、宗門改帳・他参帳・縁組御願帳を中心に撮影作業を行った。宗門改帳・他参帳・縁組御願帳の撮影はほぼ完了していたが、上記と同様に、村政文書の撮影は未完成である。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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