研究課題/領域番号 |
13J09873
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
計算機システム・ネットワーク
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 晃一 東京大学, 情報理工学系研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2014年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2013年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 動的言語 / 高性能計算 / 最適化 / 型推論 / 確率伝播法 / 知識工学 / オントロジー / 生成的プログラミング |
研究実績の概要 |
動的言語で記述されたプログラムの高性能分野における利用の為の実行前最適化技術、プログラミング手法、プログラミング言語の研究・開発を行った。 ○動的言語の為の型推論手法の研究を行った。動的言語で記述された関数は様々な型の値を与えて呼び出す事が可能であるため、各項が取り得る型を全て調べ尽くすのみでは高度な最適化は難しい。そこで、実際にはどのような型の組み合わせで呼び出される事が多いのかという事についての主観確率を計算する確率的型推論手法の開発を行った。本手法の為に、プログラムの定義使用グラフ上での確率伝搬法を新たに開発した。本手法はプログラム検証の為にも用いる事が出来る汎用的な手法である。 ○領域固有知識を利用した生成的プログラミング手法の研究を行った。高性能計算の為には、対象とする問題領域や計算機についての領域固有知識を活用する事が重要となる。そこで、動的言語の表現力の高さを活用して、領域固有知識を表現するオントロジーを記述し、その上での知識推論に基いてC言語やFortran等の言語を生成する、生成的プログラミングフレームワークの研究を行った。 ○プログラミング言語Amberの開発を行った。上記フレームワークを実現する為には、様々な出力言語のコードテンプレートを記述出来る表現力を持った言語が必要であった。そこで言語内でC言語やFortran等のコードを直接記述したり、オントロジーを記述出来るように、言語内言語を定義する機能に特化したAmberというプログラミング言語を開発した。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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