研究課題/領域番号 |
13J10205
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
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研究機関 | 東京大学 (2015) お茶の水女子大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
門村 亜珠沙 東京大学, 情報学環, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,630千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | ユビコンプ / テレプレゼンスシステム / ユビキタスコンピューティング / 食育 / 家庭 / 行動改善 / 食器 / フォーク / スマートフォン |
研究実績の概要 |
本年度では、「家庭内ユビキタス教育」の実現を目指すために、食器や鏡といった慣れ親しんだ日用品や日常の行動に着目し、それらに技術を組み込むことで、ユーザが日常生活の中で自然に学ぶことを目指した。まず、食育のためのセンサ組み込み型フォークの研究では、日常の行動の中でも健康と深く関係のある食行動と、昨今重要課題とされている子供の食育活動に着目し、家庭内で楽しく食育を支援するユビキタスコンピューティングシステムの実現を目指した。そこで、多様なセンサをフォークに組み込むことで、ユーザがいつも通りに食事を行う過程でユーザの食行動を検出することが可能なフォークを、採用時から開発してきた。本年度では、大学機関を超えてより多くに人に認知してもらうため、市販されているフォークのように扱うことが可能な筐体の試作を行った。一方で、高齢者のための遠隔エクササイズシステムに関する研究も行った。高齢者のためのエクササイズの必要性と重要性は広く認識されているが、高齢者の数が著しく増加しているのに対して、熟練した専門性の高いインストラクタが不足していることが問題になっている。このような状況を解決する手段のひとつとして、遠隔エクササイズシステムが挙げられる。そこで本研究では、日常生活において家庭内やスポーツジムなどでよく見かけるであろう鏡に着目し、自分の鏡面映像に遠隔地にいる相手が映り込む鏡面インタフェースを用いた遠隔エクササイズシステムを提案した。これにより、いつも通りに鏡を眺めていると、遠隔にいるインストラクタが、鏡に映り込んでくることができる。さらに、本研究は、遠隔におけるユーザ同士のインタラクションを補助するために、身体の動きと連動する空気砲型の触覚フィードバックデバイスを備えている。本年度では、システムの設計、性能評価、そして実環境実験を行った。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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