研究課題/領域番号 |
13J40207
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
嶋田 容子 同志社大学, 研究開発推進機構, 特別研究員(RPD) (60422903)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,357千円 (直接経費: 2,836千円、間接経費: 521千円)
2015年度: 827千円 (直接経費: 636千円、間接経費: 191千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 乳幼児 / 声 / 唱和 / コミュニケーション / 音楽性 / 乳児 / 2歳児 / きょうだい / 音声コミュニケーション / 音声 / 音声の重複 / 社会性 / 発達 / 乳児音声 / 重複 |
研究実績の概要 |
生後18ヶ月・24ヶ月児における他者との唱和(本研究では互いの声を積極的に重複させることを唱和とする)について、前年度に引き続き実験をおこなった。自由遊びの中で大人が乳幼児に声を重複させる条件と交替で応答する条件を設定し、それぞれの条件における乳幼児の発声パターンと表出された行動を分析した。重複条件では、音楽的要素を含む行動(リズミカルな反復・バンギングなど)が多くみられた。交代条件では、社会的働きかけ(リーチング、共同注意の乳幼児による開始、言語発話等)が多くみられた。4ヶ月児・12ヶ月児ではそのような条件の有意差はみられず、生後18ヶ月以降に現れる特徴と考えられた。生後18ヶ月以降に重複を許容する音声コミュニケーションの形式を理解する可能性が示唆された。 次に保育施設において、唱和に類するコミュニケーションの観察をおこなった。多人数の乳幼児が過ごす保育施設では音環境にばらつきがあり、唱和のような音声コミュニケーションが音環境に関連する可能性が考えられた。そこで、音環境の詳細な評価と、それぞれの環境における唱和等の音声コミュニケーションの関連に焦点を当てて調査をおこなった。騒音計を用いて保育活動中の保育室の音圧レベルを測定し、音圧が特に高くなった場合におこなわれていた音声コミュニケーションを録音から分析した。その結果、複数の園で、音圧レベルが110回を上回る場合があり、その回数には園によって差があった。音圧レベルの高い音は高頻度で「多人数混在音声」によるものであり、唱和のような音声コミュニケーションが難しい状況であった。音環境により、利用可能な音声コミュニケーションの種類が異なる可能性が示唆された。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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