研究課題/領域番号 |
14013004
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
堤 明人 筑波大学, 臨床医学系, 助教授 (60250453)
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研究分担者 |
住田 孝之 筑波大学, 臨床医学系, 教授 (00183054)
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研究期間 (年度) |
2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2002年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 関節リウマチ / 遺伝子発現 / サブトラクション / トリステトラプロリン |
研究概要 |
1)Differential display PCR(DD-PCR)法により、関節リウマチ(RA)患者滑膜に高発現している遺伝子候補としてtristetraprolin(TTP)をすでにあげていたが、リアルタイムPCR法により、RA関節滑膜24検体、変形性関節症(OA)関節滑膜21検体で遺伝子発現を比較したところ、RA関節滑膜で発現が有意に高度であった。さらに、TNFαの遺伝子発現に比較してTTPの遺伝子発現が低い患者ではRAの活動性の指標の一つであるCRPが高い傾向が見られ、TTP遺伝子発現とRAの活動性との間に関連があることが示唆された。 2)In-gel competitive reassociation(IGCR)法により、二つの組織間の遺伝子発現のサブトラクションを行い、一方の組織で発現が亢進していると思われる遺伝子を選別することが可能となった。 3)IGCR法により、RA患者関節滑膜とOA患者関節滑膜の遺伝子発現を比較した。OA由来cDNAをdriver、RA由来cDNAをtesterとしてサブトラクションを実施した結果得られたライブラリーのうち、300bp以上のものをクローニングし、70個についてシークエンスを行った。その結果、33個の既知の遺伝子、6個の未知の遺伝子を確認した。順次リアルタイムPCR法によりRA、OA関節滑膜間の遺伝子発現を比較する予定である。 4)一方がRAであり、他方が健常である一卵性双生児2組の末梢血由来血球細胞より、ゲノムDNA、cDNAを作成し、それぞれIGCR法によりサブトラクションを行った。ゲノムDNA間の比較では明確な差異は認められなかった。一方、cDNA間の比較では、シークエンスにより、kinase関連・炎症関連遺伝子等が認められ、これらについて解析を実行中である。
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