研究課題/領域番号 |
14013020
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
井本 逸勢 (橘 逸勢) 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教授 (30258610)
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研究分担者 |
稲澤 譲治 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (30193551)
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研究期間 (年度) |
2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
2002年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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キーワード | ゲノム / マイクロアレイ / 構造解析 |
研究概要 |
現在の豊富なゲノム情報と資源のもとで、ヒト疾患のゲノム一次構造のhigh-throughputな検出ツールとして重要となる、高精度・高感度のゲノムDNAマイクロアレイの開発研究ならびに、これを用いたヒト疾患のゲノム一次構造解析を推進し、以下の結果を得た。 1.実用レベルのゲノムDNAマイクロアレイの作製 これまでに収集、単離したBAC・PACなどのゲノムDNAから、アダプターPCR法を利用してスポット用のDNA断片を作製した。さらに、これまでの小規模のテストアレイでの経験を基盤に、これらをスライドグラス上にインクジェット方式のスポッターによりアレイ化した実用レベルの高密度ゲノムDNAマイクロアレイの作製を目的に合わせて進めている。これまで、(1)癌関連遺伝子を主とする800種類のクローンからなるアレイと(2)1p36のコンティグを含む特定の染色体領域の詳細な解析を行う高密度アレイの作製を行い、さらに他の用途のアレイの準備も進めている。 2.実用レベルのゲノムDNAマイクロアレイを用いた解析技術と評価 作製した実用レベルのゲノムDNAマイクロアレイを用いたゲノムDNAコピー数解析を、これまでの基礎技術開発で確立したプロトコールに準じて進め、アレイの精度・分解能・定量性・再現性などの評価を行った。例えば、癌関連遺伝子アレイでは、これまでの研究で用いてきた癌細胞株を用いてそのコピー数異常の検出を行い、従来のCGH解析や試作レベルのDNAマイクロアレイでは検出できなかったホモ欠失や増幅を検出でき、高い分解能を確認すると共に、1コピーの変化の検出が可能であることも確認している。さらに、実際の臨床検体を用いた検討を開始している。
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