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主要組織適合抗原複合体領域に存在する疾患感受性遺伝子の検索

研究課題

研究課題/領域番号 14013044
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関徳島大学

研究代表者

松本 満  徳島大学, 分子酵素学研究センター, 教授 (60221595)

研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2002年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
キーワード疾患感受性 / 主要組織適合複合体 / ノックアウトマウス
研究概要

特定のHLA型が自己免疫疾患をはじめとするおよそ200種類の疾患の疾患感受性と相関を示すことが知られているが、その本態は不明である。そこで、本研究では潜在的に疾患感受性遺伝子の存在する主要組織適合複合体(Major Histocompatibility Complex ; MHC)領域の遺伝子ノックアウトマウスを重点的に作製し、それによって疾患感受性遺伝子の本態究明を目指す。lymphotoxin-β、TNF、lymphotoxin-αの3つの遺伝子がクラスターを形成して存在する、いわゆるTNF/lymphotoxin locus周辺の遺伝子に最初に焦点を当てて解析を開始している。具体的にはTNF/lymphotoxin locusのすぐセントロメア側に存在するB144(LST-1)と、すぐテロメア側に存在するIκB-like(IkBL)を最初の標的遺伝子とした。さらに、B144遺伝子のセントロメア側に存在するAIF(Allograft Inflammatory Factor)遺伝子についても実験を開始している。本年度の成果として、IkBLおよびAIFについてtargeting vectorの構築を完成し、IkBLについては相同遺伝子組換え体を取得した。しかしながら、B144遺伝子については、targeting vector構築のためのgenomic DNAのcloningに難渋している。これらの遺伝子は発現様式と構造から、生体防御機構に深く関わり、それによって炎症を主病変とする疾患の病態形成にも関与している可能性が高い。そこで、これらの遺伝子ノックアウトマウスを作製し、MHC領域に存在する疾患感受性遺伝子を同定してゆきたい。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Matsumoto, M., et al.: "Essential role of NF-κB-inducing kinase in T cell activation through the TCR/CD3 pathway"Journal of Immunology. 169. 1151-1158 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2018-03-28  

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