研究課題/領域番号 |
14019035
|
研究種目 |
特定領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
横田 治夫 東京工業大学, 学術国際情報センター, 教授 (10242570)
|
研究分担者 |
宮崎 純 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (40293394)
櫻井 成一朗 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (20202088)
山岡 克式 東京工業大学, 学術国際情報センター, 助教授 (90262279)
小林 隆志 東京工業大学, 学術国際情報センター, 助手 (50345386)
|
研究期間 (年度) |
2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
2002年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
|
キーワード | 教育コンテンツ / 情報統合 / E-Learning / WBT / 検索結果絞り込み / 適合度 / プレゼンテーション資料 / 同期統合 |
研究概要 |
大学における講義ビデオ、講義資料、教科書等の教育的コンテンツや、研究内容に関するコンテンツを、ネットワークを介して学内外に配信する場合に、各素材を有機的に統合することで、きめが細かく教育効果の高い情報を低いコストで提供することができる。本研究は、講義資料や教材、講義ビデオ等の教育的コンテンツを単にそのままの形態で発信するのではなく、互いに有機的に統合して、教育効果も考慮した付加価値の高い魅力的な利用者ビューを提供することを目指している。 本研究では、講義のビデオや、講義に使用したプレゼンテーション資料、さらに講義に関連する教科書や配布資料等を格納し、それらの多様な教育コンテンツを緩く統合するアプローチを取る。統合のための情報はメタデータとして保持し、これによってコンテンツ自体には変更を加えない形でのコンテンツの統合と検索を実現する。このためメタデータには、動画のどの時刻にスライドの切り替えが起こったかという同期情報や、スライドに含まれる文字列へのインデクス、キーワードに対する適合度を含める。動画とスライドの同期情報は、録画時のクリック情報を使う以外に、動画とスライドのパターン認識等を利用することもできる。 本年度は、格納と検索のための手法に関して検討を行い、実験システムを試作した。特に、検索にヒットした多量の講義資料をどのように表示するかという点に注目して、キーワードに対するスライドの適合度を提案し、適合度の高いスライドを優先的に表示するというアプローチを取った。適合度の算出には、動画と統合されたプレゼンテーション資料に特有の情報を利用した。本検索手法に関して、特許申請を行った。
|