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GRIDによる天文学統合データ解析システムの研究・開発

研究課題

研究課題/領域番号 14019092
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関国立天文台

研究代表者

大石 雅寿  国立天文台, 天文学データ解析計算センター, 助教授 (00183757)

研究分担者 安田 直樹  国立天文台, 天文学データ解析計算センター, 助手 (80333277)
水本 好彦  国立天文台, 光学赤外線天文学・観測システム研究系, 教授 (20219653)
研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
2002年度: 6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
キーワードVirtual Observatory / 大規模データ / GRID / 分散データベース / 分散データ / データマイニング
研究概要

近年発展が著しい情報学の研究成果と大量観測データを生み出す最新の望遠鏡技術の融合として構築を進めているJapanese Virtual Observatoryのプロトタイプ第1版が完成し,これを用いた数々のテストを実行した。プロトタイプではJVOを構成する連携データベースに透過的にアクセスするために新規に開発したJVO Query Language,仮想観測のワークフロー(プラン)を利用できる計算機資源によってダイナミックに変更できる機能などを組み込んだ。本年度のプロトタイプ構築の目的は,GRID技術を実際に用いこれまでに検討したデータベース連携などが可能であることを実証することにあった。プロトタイプ構築によって,GRID技術を活用することによってこれまで困難であった観測データ連携等が容易になることを実証できた。
またデータベースを連携する際に必須となる検索言語(JVO Query Language)を新規に設計・実装した。言語はデータベースアクセスの標準言語であるSQLの上位互換となることを目指し,理論的な検討の結果,上位互換となることを確認できた。上に述べたプロトタイプにJVOQLを実装すると共に,JVOQLを標準SQLに分解するツールも実装することによって先に述べた連携データベースへのアクセスを可能にできた。
これらの研究成果は,GRID関連の複数の国際学会における招待講演の結果非常に高い評価を受け,我が国のGRID関連活動を国際的に公表することができた。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] MIZUMOTO et al.: "Construction of the Japanese Virtual Observatory (JVO)"Astronomical Data Analysis and Software System. (印刷中). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 水本好彦: "データベース天文学"天文月報. 95. 253 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 大石雅寿: "Japanese Virtual Observatoryの構築"天文月報. 95. 566 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 安田直樹: "スローン・デジタル・スカイ・サーベイのデータベース"天文月報. 95. 576 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2018-03-28  

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