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中学校技術科における普通教育としての情報技術教育のカリキュラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 14022213
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関東京学芸大学

研究代表者

坂口 謙一  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (30284425)

研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2002年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
キーワード技術科 / 情報とコンピュータ / 情報技術教育 / 情報通信ネットワーク / カリキュラム / 中学校 / 通信技術 / 制御技術
研究概要

本研究は、中学校の技術科における「情報とコンピュータ」のカリキュラムを、生産技術のうちの情報通信ネットワークをコアとして、「制御技術から情報通信ネットワークへ」の系と「通信技術から情報通信ネットワークへ」の系のふたつから編成し、高度情報化時代の「ものづくり」の世界のすばらしさとおもしろさを、すべての中学生にリアリティーをもって豊かに分かち伝えるための研究の一部である。具体的には本研究では、このうちの「通信技術から情報通信ネットワークへ」の系に焦点を合わせて、この系の典型的なカリキュラムと教材を先駆的に開発し、教育実践による検証を通して、これらの技術教育上の意義を実証的に明らかにすることを目的とした。
本研究による主要な成果のひとつは、「通信技術から情報通信ネットワークへ」の系のカリキュラムを、基本的に次の11単元から構成したことである。すなわち、(1)スピーカで電話しよう/(2)スピーカで発電しよう!!/(3)コンピュータで電気信号を観察しよう/(4)仕組みは簡単「手作りスピーカを鳴らそう」/(5)なるほどなっとくスピーカの原理/(6)ひそひそ話も大声に「アンプで増幅」/(7)体験!光通信/(8)電話のつながる仕組みを考えよう/(9)コンピュータネットワークに挑戦/(10)コンピュータの登録番号を探そう/(11)インターネットはいい加減!?、の11単元である。
また本研究では、2002年度から長野県や東京都などの一部の中学校においてこのカリキュラム案にそくした実践を開始した。上の11単元全体の授業時数を14時間前後にまとめることができたなど、本研究により開発したカリキュラムと教材が、普通教育としての情報技術教育の見地からみて、妥当性と有効性をもつことを一定程度明らかとした。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 坂口謙一ほか計6名: "ためしてわかる通信とネットワーク〜電話からインターネットまで〜"技術教育研究会. 51 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2018-03-28  

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