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動的かつ対話的なデジタル情報へのアノテーション機能を持つWeb学習支援システム

研究課題

研究課題/領域番号 14022219
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関電気通信大学

研究代表者

田野 俊一  電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 教授 (50282918)

研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2002年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワード教育 / マルチメディア / インタラクティブ / アノテーション / 内省 / 認知心理 / 学習 / 手書き
研究概要

近年精力的に研究されているマルチメディアを用いたインターネット教育システムでは,教材の理解度が思ったほど上がらないという問題点が認識されつつある.その原因としては,(a)マルチメデイアを用いて情報を提示してしまうと,内省的な思考,即ち,最も大切な分析的,抽象的思考が阻害されるという認知心理学的な問題点,および(b)コンピュータ画面上に提示された教材は熟読することが困難であるというコンピュータのユーザインタフェースの問題点が指摘されている.
本研究では,上記の後者の問題点の原因を,「マルチメディア教材へのメモ書きが自由に出来ない」点にあると考え,この解決を図る.デジタル情報の特質は,(1)ダイナミックであること(動的),(2)インタラクティブであること(対話的)の2つであり、(1)のためには,アニメーションやビデオなどの動画や音声からなるデジタル情報へのアノテーションの記入,および再生などが出来ることが必須となり,(2)のためには,アノテーションを手で書くのと同様な操作で,デジタル情報を操作,即ち,クリックしたり,文字情報を入力できなければならない.
以上の背景により,マルチメディア教材の特徴である,「動的」+「対話的」な性質を持つデジタル情報へ,自由に,自然に手書きでメモ『アノテーション』が記入でき,活用可能であるシステムを実現した.
さらに,インターネットに公開されている物理や数学の特定の問題を教育する「動的」かつ「対話的」な特性を有するマルチメディア教材を用いて本システムの有効性を検証した.

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 田野, 井上: "Overview of Cross-tablet User Interface for Littery Augmented Paper -LAP-Environment"UIST-2002 Companion. 57-58 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 田野, 井上: "Cross-tablet User Iteration for Lavishly Augmented proper -LAP-Environment"APCHI-2002. 548-559 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 田野, 萩澤, 岩田, 佐々木: "DynaGraffiti : Hand-written Annotation System for Interactive and Dynamic Digital Information"HCI-International 2003. (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2018-03-28  

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