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ロボットの現実性とマンガの空想性を融合した創造性育成法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 14022251
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関高知工科大学

研究代表者

王 碩玉  高知工科大学, 工学部, 助教授 (90250951)

研究分担者 井上 喜雄  高知工科大学, 工学部, 教授 (50299369)
河田 耕一  高知工科大学, 工学部, 教授 (90299371)
牧野 圭一  京都精華大学, 芸術学部, 教授 (90278507)
土谷 武士  北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90001172)
研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2002年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワード創造性 / 問題設定 / 問題解決 / ロボット / マンガ / 現実性 / 空想性 / 想像性
研究概要

創造性育成の代表的事例としては体験教室や工作などが挙げられるが、実在性を強調する反面、想像性を軽視する傾向がある。創造力は、経験のない事物や現象を頭の中に思い描きながら目的を設定する力と、その目的を達成するために具体的な問題を解決する力からなっており、豊かな感性から生れ、想像できる空間で高められ、そして現実世界で確められるものである。また、真の感性は現実の世界からしか得られない。よって、創造性育成は想像と実在の間で行うべきであると考えており、「創造性育成のスパイラルサイクル」を提案している。具体的には、本創造性育成のスパイラルサイクルにしたがって、ロボットの実体性とマンガの空想性を利用して、小学生を対象とする創造性教育法を開発することを目的としている。学術特色としては、システム制御工学の立場から、創造性教育のサイクル概念を提案し、具体的な手法を用いて実際の創造性教育を実験することにより、創造性育成法を体系化する。マンガのサイエンス-フィクションと実在のロボットを融合した点は独創的である。具体的な創造性教育方法論がまだ確立されていない現状において、比較的に具体的な手法を提供することで、子供の科学離れを防止することに貢献できる。
平成14年度では、下記のように研究計画の通り完成できた。
(1)全方向移動機能を実現するためにボール型アクチュエータを開発ことが成功した。
(2)UFO型ロボットを完成し、独自な制御プログラムで走行テスト実験を行った。
(3)小学一年生28名を対象として、創造性育成の一次実験と二次実験を行った。
実験結果により「創造性育成のスパイラルサイクル」の妥当性が示された。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 浜口, 王, 牧野, 河田, 井上, 土谷: "創造性育成法の開発"メカトロ技術研究会2003年学術講演会. 1-2 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 浜口, 王, 河田, 北野: "UFO型アミューズメントロボット"第6回知能メカトロニクスワークショップ. Vol.6. 65-70 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2018-03-28  

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