研究課題/領域番号 |
14023114
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
鈴木 一義 独立行政法人国立科学博物館, 理工学研究部, 主任研究員 (70196799)
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研究分担者 |
冨坂 賢 東京国立博物館, 文化財保護部, 主任調査員
相蘇 一弘 大阪歴史博物館, 副館長 (90110072)
井上 智勝 大阪歴史博物館, 学芸部, 学芸員 (10300972)
八木 滋 大阪歴史博物館, 学芸部, 学芸員 (70311446)
嘉数 次人 大阪市立科学館, 学芸課, 学芸員
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
26,700千円 (直接経費: 26,700千円)
2005年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
2004年度: 8,100千円 (直接経費: 8,100千円)
2003年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
2002年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
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キーワード | 江戸のモノづくり / 日本史 / 天文学 / 江戸時代 / 暦学 / 天文史 / モノづくり / 測量史 / 科学史 / 羽間文庫 / 近世天文学 / 間重富 / 寛政暦 / 暦学史 |
研究概要 |
平成9年に大阪市立博物館(大阪歴史博物館に寄贈された、江戸時代後期に活躍した天文学者・間重富(1756-1816)関連資料の調査と分類を本研究で実施し、資料目録を作成した。我が国における本格的な西洋天文学導入の切っ掛けとなった寛政改暦において、間重富は師浅田剛立に替わり、高橋至時らと共に中心的存在として、その任に当たった。寄贈された間コレクションは、その間重富及び重新らに関する資料で、総計約5000余点に上るコレクションであり、文献資料はもとより屈折式天体望遠鏡をはじめとする器物資料も多数含まれている。 本研究に置いて、目録化と同時にデジタル化も行い、主な重要資料については、データベース上の資料閲覧も可能とし、平成17年度から大阪歴史博物館において試行的に閲覧を行った。本研究の目的とした (1)各資料の保存状態の把握と一部資料の修復 (2)国内外関連資料との比較・照合 (3)資料情報の総合的目録・図録集の作成とデータベース化 については、ほぼ達成できた。 (4)将来の展示公開に向けて必要となる資料の修復と保存技術の確立 については、望遠鏡などの実物資料も多く、修復を前提とする調査と実施には相応の施設の協力や経費が必要なため、今回の研究では十分行うことができず、今後の課題とる。
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