研究課題/領域番号 |
14023224
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
三宅 宏司 武庫川女子大学, 生活環境学部, 教授 (70124782)
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研究分担者 |
高松 亨 大阪経済大学, 経営情報学部, 教授 (70288744)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
32,500千円 (直接経費: 32,500千円)
2005年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
2004年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
2003年度: 9,200千円 (直接経費: 9,200千円)
2002年度: 7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
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キーワード | 近代産業技術史 / 機械工業 / 陸軍直轄工業 / 陸軍砲兵工廠 / Field working / Interview |
研究概要 |
産業技術史研究における陸軍直轄工場(主として砲兵工廠および被服廠)に関係した資料の調査・発掘ならびに遺跡・遺物調査、関係者からの聞き取り調査等を遂行した。 1.文献資料を中心とする調査研究では、国立国会図書館、国立公文書館、防衛研究所図書館、各地公立図書・博物館等及び個人所蔵の新資料を見出し、砲兵工廠及び陸軍被服廠と国内産業との対応関係を示す資料を得た。 2.砲兵工廠及び陸軍被服廠研究成果の一部を研究、紹介した。 3.大阪砲兵工廠・東京砲兵工廠と両地の産業技術史の関係の一端を明らかにし得た。 4.関西(特に大阪)を中心にした起業家・創業者とその企業内容が旧軍の工業技術を多く引き継ぎ、戦後発展させた業績の多いことの一端を明らかにした。 5.研究協力者(博物館学芸員等)の協力を得て、各々の研究分野におけるわが国の江戸期から明治期に至る近代産業技術史資料・遺物研究の成果が得られた。 6.本研究班及び本研究班が所属する「江戸モノづくり」A-03(項目研究)が、シンポジウム『生産遺跡から探る「モノづくり」の歴史』第4回"外から見る・内から見る"(2005年7月2日、新潟県佐渡市)、及び第5回"地域教育における生産遺跡のあり方"(2006年2月11日、島根県太田市)を村上研究班とともに主催した。 7.平成14(2002)年度から平成17(2005)年度にわたる4年間の成果を、当研究斑の研究協力員の助力を得て、民間出版社より単行本刊行の準備を行った。 8.4年間の研究成果の利用・活用と今後の発展的研究継続の途を探り、平成18〜19(2006〜2007)年度の科学研究費補助金の申請を行った。
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