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制御性T細胞を用いた抗腫瘍免疫の増強効果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14030061
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関徳島大学

研究代表者

安友 康二  徳島大学, 医学部, 教授 (30333511)

研究分担者 九十九 伸一  徳島大学, 医学部, 助手 (10346596)
研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
2002年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
キーワード癌 / 免疫学 / 細胞・組織 / 病理学 / 内科
研究概要

腫瘍を効率よく排除するために自己あるいは腫瘍抗原に対して反応するTリンパ球数を増加させることが必要である。申請者らは自己・腫瘍抗原に反応するTリンパ球を増加させる方法としてCD4+CD25+制御性Tリンパ球(Treg)に着目した。従来の研究により、Tregは自己応答性Tリンパ球および抗腫瘍に必須であるCD8陽性Tリンパ球の活性化の抑制に寄与していることが知られている。そこで本申請ではマウス腫瘍移植モデルでTregの抗腫瘍免疫への関与を明らかにすること、またTregを無力化することで抗腫瘍免疫を増強しうる戦略を考案することを研究目標とした。平成14年度は、Tregをあらかじめ除去することで癌ワクチン効果が増強するか否かを検討することと、Tregに特異的に発現する分子を見いだすことを研究目標とした。TregのマーカーとしてはCD25が用いられるが、活性化したTリンパ球もCD25を発現するためにそれ以外のTreg特異的なマーカーを見出すことはTregをin vivoで消失させる際に非常に有用である。申請者らは、Tregを除去することにより癌ワクチン効果が増強することをマウス腫瘍移植モデルで明らかにした。また、定法によりTregを認識するハイブリドーマを作製し、Tregに特異的に反応する数種類のハイブリドーマを樹立した。現在その認識分子についてはさらなる解析を遂行中である。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Koji Yasutomo: "Pathological Lymphocyte Activation by Defective Clearance of Self-Ligands in Systemic Lupus Erythematosus"Rheumatology. 42・2. 214-222 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Koji Yasutomo: "The cellular and molecular mechanism of CD4/CD8 lineage commitment"J Med Invest. 49・1-2. 1-6 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2018-03-28  

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