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マウス四肢形成異常変異体の発生遺伝学

研究課題

研究課題/領域番号 14034261
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関国立遺伝学研究所

研究代表者

城石 俊彦  国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 教授 (90171058)

研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
キーワード軸前側多指症変異 / Xpl突然変異 / Shh遺伝子 / Gli1遺伝子 / ポジショナルクローニング
研究概要

多くの軸前側多指症を示すマウス突然変異系統では、発生胚の肢芽におけるShhの発現異常が観察されている。しかし、後肢にのみ多指症を示すXpl系統では、発生胚の肢芽においてShhの発現異常に先立って、Gli1の異常が見られた。このことから、Xpl個体におけるGli1遺伝子非存在下での表現型を解析するため、Gli1ノックアウトマウスとXplとを用いた交配を行い、ダブルヘテロ個体の作製を行った。現在、これらの個体とGli1ノックアウト個体との交配を行っており、ダブルホモ個体の解析のための準備が整っている。
さらに、ポジショナルクローニング法により、Xpl変異の候補遺伝子の探索を行った。このため、大規模な戻し交配に基づいた詳細な連鎖解析とBACクロンを用いた物理的地図を作製した。この地図を基に、cDNA選択法とヒト、マウスのゲノム配列データベースを用いた検索により、肢芽で発現する2つの有力な候補遺伝子を単離した。RT-PCRやWhole mout in situ hybridization解析による発現解析の結果、どちらの遺伝子もマウス発生胚の肢芽で発現されていることを確認した。Xpl突然変異体のゲノム解析の結果、Xpl遺伝子のコード領域に塩基置換は見出されなかった。現在、これらの遺伝子のゲノム構造の解析とノックアウトマウスの作製を行っている。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Chan, B. et al.: "Maternal Diabetes Increases the Risk if Caudal Regression Casused by Retinoic Acid"Diabetes. 51. 2811-2816 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Yada, Y. et al.: "The mouse polydactylous mutation, luxate (lx), causes anterior shift of the anteroposterior border in the developing hindlimb bud"Int. J. Dev. Biol.. 46. 975-982 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Hide, T. et al.: "Genetic modifiers of otocephalic phenotypes in Otx2 heterozygous mutant mice"Development. 129. 4347-4357 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2018-03-28  

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