研究課題/領域番号 |
14037208
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
柴田 宏 群馬大学, 生体調節研究所, 助教授 (20235584)
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研究期間 (年度) |
2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2002年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | インスリン / グルコーストランスポーター / 細胞内小胞輸送 / 翻訳後修飾 / ユビキチン / SUMO |
研究概要 |
促通拡散性糖輸送担体(GLUT)のひとつであるGLUT4(インスリン調節性グルコーストランスポーター)はインスリン感受性組織(骨格筋・心筋・脂肪細胞)に特異的に発現しており、インスリン刺激により細胞内プールから細胞膜上へトランスロケーションする。一方、GLUT4の翻訳後修飾としてN-グリコシル化やリン酸化が知られているが、その生理的意義は不明である。最近新たな翻訳後修飾機構として、GLUT4のSUMO化が報告された。本研究では翻訳後修飾という観点から、インスリンによるGLUT4トランスロケーション促進機構を明らかにすることを目的としている。14年度の研究により、(1)GLUT4はSUMO化反応における結合酵素であるmUbc9により、プロテアソームを介する分解から回避され発現タンパク量が増加すること、(2)このmUbc9の作用はC93A変異を導入したmUbc9ではみられないこと、(3)GLUT4分子内のmUbc9結合部位由来ペプチドGLUT4-(467-477)を細胞内に導入するとGLUT4量が減少すること、さらに(4)インスリンはGLUT4のSUMO化を促進すること、などが明らかになった。(平成15年度第46回日本糖尿病学会にて発表予定)。またGLUT4のユビキチン化についても検討を行い、GLUT4のユビキチン化部位を明らかにした。
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