研究課題/領域番号 |
14037231
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
伊藤 維昭 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (90027334)
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研究分担者 |
秋山 芳展 京都大学, ウイルス研究所, 助教授 (10192460)
森 博幸 京都大学, ウイルス研究所, 助手 (10243271)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
99,000千円 (直接経費: 99,000千円)
2006年度: 21,000千円 (直接経費: 21,000千円)
2005年度: 21,000千円 (直接経費: 21,000千円)
2004年度: 19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
2003年度: 19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
2002年度: 19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
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キーワード | 蛋白質膜透過 / トランスロコン / SecY / SecA / 翻訳アレスト / プロテアーゼ / ストレスレスポンス / ジスルフィド結合 / 膜蛋白質 / トンスロコン / タンパク質膜透過 / トランスコロン / 蛋白質膜透渦 |
研究概要 |
タンパク質が細胞の特定の場所に配置され細胞を形づくる際の、膜を越えた分泌輸送、膜組み込み、局在化、構造形成、分解過程などを司る細胞機構の実体解明を目的とし、膜透過モーターSecAや膜透過チャネル(トランスロコン)SecYEGの構造・機能と制御、膜プロテアーゼによる膜蛋白質品質分解やシグナル伝達制御、ジスルフィド結合導入装置の反応機構と構造解析などの解明を行った。具体的には、高度好熱菌SecAの構造決定、SecAによる膜透過駆動におけるATPのエネルギー変換機構の提唱、SecAとSecYが複数の様式で相互作用することの発見, SecY-SecG, SecY-SecEの近接部位の決定、トランスロコン機能単位の解析、膜タンパク質形成におけるトランスロコンの役割の解析、SecMの翻訳伸長アレスト配列の同定とリボソームトンネルとの相互作用の発見、翻訳伸長アレストをもちいる新たなSecAの機能発現制御機構の発見、FtsH、HtpX並びに関連因子によるによる膜蛋白質分解による品質管理システムの解析、膜内切断プロテアーゼRsePおよびGlpGの反応機構とRsePによるストレス応答制御機構の解明、DsbA-DsbB-ユビキノンシステムの構造決定とジスルフィド結合の創成機構の解明などにおいて多くの新たな知識を得た。
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