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HSP47のプロコラーゲンに対するシャペロン機能の分子基盤

研究課題

研究課題/領域番号 14037245
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関徳島大学

研究代表者

小出 隆規  徳島大学, 工学部, 講師 (70322253)

研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2002年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードコラーゲン / 分子シャペロン / ペプチド / フォトアフィニティーラベリング
研究概要

本研究では、プロコラーゲン特異的分子シャペロンHSP47の分子機能を明らかにする目的で、コラーゲンモデルペプチドとHSP47との相互作用をin vitroで解析した。
1.HSP47のオリゴマー構造について
リコンビナントHSP47を基質となるコラーゲンモデルペプチドの存在下および非存在下においてグルタルアルデヒド処理することにより、そのオリゴマー形成を検討した。しかし、これまでにHSP47が多量体を形成していることを積極的に支持するデータは得られていない。
2.ホモおよびヘテロ3量体型コラーゲンモデルペプチドの合成とそのHSP47結合性
HSP47結合配列であるPro-Arg-Glyをトリプルヘリックス当たり0〜3個含む4種の3量体型コラーゲンモデルペプチドを合成した。3量体化には位置選択的ジスルフィド結合形成反応を利用した。合成したホモおよびヘテロ3本鎖とHSP47との結合実験の結果から、トリプルヘリックス上の1つのアルギニン残基がHSP47との特異的な結合に十分な構造情報を有していることが明らかになった。
3.HSP47上のコラーゲン結合部位の同定
光反応性活性基をもつ4-benzoylphenylalanineを導入したコラーゲンモデルペプチドを用いて、HSP47との光架橋を行った。これまでに、最適架橋条件が決定され、また、架橋体の精製にも成功している。精製した架橋体の酵素による断片化および断片の配列解析によるHSP47の基質結合部位の同定は今後の課題である。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Takaki Koide: "Substrate recognition of collagen-specific molecular chaperones"Peptide Science 2002. (印刷中). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2018-03-28  

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