研究課題/領域番号 |
14038208
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
北川 宏 筑波大学, 化学系, 助教授 (90234244)
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研究分担者 |
三谷 忠興 北陸先端科学技術大学, 材料科学研究科, 教授 (50010939)
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研究期間 (年度) |
2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | スピン・電荷・軌道結合 / 電荷整列 / 磁場誘起現象 / 一次元電子系 / 混合原子価錯体 |
研究概要 |
物質群の幅を広げて系統的に研究を進めるために、ダイマーをユニットとした以下の物質開発及び単結晶育成を行った。 (1)電解合成により、ダイレクトチェイン構造を有する(架橋配位子の無い)物質系の開発 (2)価数揺動制御のため二種類の二座配位子を用いた系の構築 基礎光学定数を求めるため、単結晶を用いて、赤外から可視紫外域にいたる偏光顕微反射スペクトルを顕微用クライオスタットにより4.2Kまでの光学スペクトルの温度依存性を調べた。さらにNi_2(dta)_4lにおける磁場誘起相転移現象の解明すべく、研究者が併任する北陸先端科技大の磁場システム(12T,1.8-300K)を用いて、強磁場下における光磁気特性を調べ、スピンとの結合状態についての詳細な知見を得た。単結晶試料において、室温から極低温までの電気伝導度・ゼーベック係数・ホール効果・磁気抵抗・比熱等の実験を行ない、キャリヤーの種類・濃度、伝導電子の散乱機構等の輸送現象について明らかにした。遍歴磁性等の磁気的相互作用の発現が期待される系や磁場誘起効果が観られるNi_2(dta)_4lにおいては、ESR・SQUID・NMRの測定を行った。電荷秩序転移の際には電荷の偏りがダイマー内で生じることから、誘電率に異常が現れることが期待され、LCRメータを用いて磁場下の誘電率の温度依存性の測定を行った。
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