研究課題/領域番号 |
14039209
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
佐藤 丈 埼玉大学, 理学部, 助教授 (60322294)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | ニュートリノ / レプトンフレーバー / 大統一理論 / Zee模型 / Lepton Flavor Violation / ICARUS実験 / ニュートリノ工場 / SuperBeam実験 |
研究概要 |
様々なニュートリノ振動を見る実験を通して、ニュートリノに質量があることが分かってきた。また、それに伴いレプトン間の混合があることも確定してきた。そして、それらの実験が示唆する混合や質量パターンはこれまでクオークで培ってきた知識が全く使えない異質のものである。 この研究では、それらの質量パターンを説明するため、ニュートリノ質量が量子力学的な輻射補正について生成されるとしてどのような模型が作れるかを研究した。単に輻射補正の範疇で模型を作るのであれば自由度が多いので、その粋組みとして特に超対称性を持つ大統一理論を念頭に置いた。こうすると自由度がきつすぎて陽子崩壊などと抵触しやすくなるのであるが、それを回避するための対称性を考え、それに基づいて模型を構築することで、ちょうど実験の制限を回避する、逆に言えば近い将来の実験で当否がはっきりする模型を構築することに成功した。 また一般論として、ニュートリノの性質を説明する模型であれば、レプトンフレーバー数を破る相互作用が必ず導入されているはずなので、それが逆に将来の高精度ニュートリノ振動実験に影響を与えるかを調べた。
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