研究課題/領域番号 |
14078206
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
溝部 裕司 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40175609)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
24,800千円 (直接経費: 24,800千円)
2005年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2004年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2003年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
2002年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | 金属クラスター / スルフィドクラスター / セレニドクラスター / チオラート錯体 / 金属酵素モデル / 混合金属多核錯体 / 窒素固定 / 超分子合成 / 金属カルコゲニド / 小分子の活性化 / 酸化反応 / DFT計算 / キュバン型クラスター / 超分子 / アセチレン錯体 / イソニトリル錯体 / ヒドロスルフィド錯体 / 遷移金属スルフィドクラスター / 遷移金属セレニドクラスター / ヒドロセレニド錯体 / 不完全キュバン型クラスター / 窒素固定モデル反応 / 触媒的ヒドラジン還元反応 / 貴金属クラスター / X線構造解析 |
研究概要 |
1.M(μ-EH)_2M(E=S, Se)骨格をもつ新規なイリジウム、ロジウム、およびルテニウム二核錯体の合成に成功し、これらがカルコゲニドクラスター合成のための良好な前駆体であることを明らかにした。すなわち、縮合反応によりキュバン型四核クラスターを与え、また他の金属種を取り込むことで三核から七核にわたる多様な同種または異金属クラスターへと誘導できた。一方、新規なキュバン型スルフィドクラスター骨格構築の前駆体として、イリジウムのスルフィド-ヒドロスルフィドクラスター[(Cp*Ir)(μ_3-S)(μ_2-SH)_3]Clの合成にも成功し、様々なIr_3MS_4キュバン型骨格を誘導できることも示した。 2.MS(μ-S)_2MS骨格をもつモリブデン、タングステン、およびレニウムの二核錯体を前駆体として用いても、多様な混合金属不完全キュバン型およびキュバン型スルフィドクラスターが得られることを明らかにした。 3.新規に合成したキュバン型Mo_2M_2S_4(M=Ir, Rh)オキソクラスターは、プロトン源と還元剤存在下でヒドラジンのN-N結合を切断するニトロゲナーゼモデル反応を触媒することを見出し、中間体に相当するヒドラジドクラスターの単離同定にも成功した。 4.スルフィド-チオラート架橋Ir_3,Ir_2Ru三核クラスターの合成と各種小分子との反応性の検討を行い、前者はアセチレンの立体選択的環化三量化反応を触媒することを見出した。
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