研究課題/領域番号 |
14087101
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
岡田 典弘 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 教授 (60132982)
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研究分担者 |
堀 道雄 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40112552)
澤村 京一 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 講師 (90247205)
石田 直理雄 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門, 生物時計グルーブ長 (00344234)
長谷部 光泰 大学共同利用機関法人, 基礎生物学研究所, 教授 (40237996)
荻原 保成 横浜市立大学, 木原生物学研究所, 教授 (40185533)
小熊 譲 筑波大学, 生物科学系, 教授 (90114074)
舘田 英典 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (70216985)
渡邉 正勝 東京工業大学, 助手 (90323807)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
52,800千円 (直接経費: 52,800千円)
2008年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2007年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
2006年度: 11,400千円 (直接経費: 11,400千円)
2005年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
2004年度: 8,800千円 (直接経費: 8,800千円)
2003年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2002年度: 17,600千円 (直接経費: 17,600千円)
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キーワード | シクリッド / ビクトリア湖 / 種形成 / ショウジョウバエ / シロイヌナズナ / コムギ / 集団遺伝 / 多様化 / パンコムギ |
研究概要 |
特定領域研究「種形成の分子機構」は「生物の多様性が如何にして獲得されたのか?」という生物学における最も大きな問題を分子レベルで解き明かしていく事を目標としてきた。この問題は進化論が発表されて以来、多くの研究者が興味を持ち続けてきたテーマでもあるが、実際の研究方法を見出すことにおいて困難を極めていた。そこで我々は植物から昆虫、脊椎動物など様々な生物種を用い、統合的な視点から種の分化という問題に取り組んできた。この研究領域は平成19年度には終了していたが、その研究成果の取りまとめのために、本年度も期間を延長して研究を実施した次第である。本年度において、我々はこれまでに研究を続けてきたヴィクトリア湖シクリッド研究に関して次その生態調査で集めた膨大なシクリッドの生体情報を体系的にまとめあげ、「ヴィクトリア湖南部のシクリッド-種形成の現場]としてカラー図版を出版した。この図版は生きた状態のシクリッドカラー写真が1000枚以上掲載され、総ページ数が250を超えており次可能な限りの情報を組み込んである。この図版はシクリッド研究者だけでなく多くの進化生物学者にとって重要な意味合いをもつだろう。また、我々の視覚研究の内容が2008年のNature誌に掲載され、さらには、News and Viewsにも紹介されるなど、本特定領域研究で実施してきたこれまでの研究を世界に向けて発信することができたのではないかと考えている。
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