研究課題/領域番号 |
14201010
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験系心理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
八田 武志 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (80030469)
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研究分担者 |
川口 潤 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (70152931)
飯高 哲也 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (70324366)
唐沢 かおり 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 助教授 (50249348)
長谷川 幸治 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (50208500)
吉崎 一人 愛知淑徳大学, コミュニケーション学部, 教授 (80220614)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
30,940千円 (直接経費: 23,800千円、間接経費: 7,140千円)
2005年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2004年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2003年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2002年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 加齢と認知機能 / 前頭葉機能検査 / コホート研究 / 注意機能 / 記憶機能 / 言語流暢性 / 利き手 / 利き足 |
研究概要 |
昨年と同じように、名古屋大学医学部整形外科教室、藤田保健衛生大学公衆衛生学教室との合同検診チームを構成して平成17年8月19日から20日までの期間、コホート研究の対象地である北海道八雲町に於ける、住民検診に認知心理学班として参加し、予定した認知検査を619名に対して実施した。 すなわち、昨年度までの経験から加齢に伴う認知機能を評価する簡易スクリーニング検査を完成し、記憶機能として、(1)WMSの文章記憶、(2)展望記憶検査、注意機能検査として(3)D-CAT検査および(4)Stroop検査、言語流暢性検査として(5)単語流暢性、(6)意味流暢性検査、空間機能検査として(7)マネー道路図検査を実施した。また、自己肯定感、人間関係、余暇活動実態、など日常生活の活動に関する(8)質問票調査も実施した。 住民検診時に収集した検査結果の集計分析を行うと共に、整形外科班で収集された検査や過去に調査された生活習慣と認知機能検査結果との関係を検討した。その結果、(1)重心動揺検査結果と認知機能の関連が明らかとなり、認知機能を担う前頭葉と運動機能に関連する基底核、小脳機能との間に密接な関連が示唆された。(2)75歳を過ぎても認知機能や運動機能に著しい機能低下を示さないいわゆる超高齢者の存在が明らかとなった。(3)喫煙、運動量、食事など種々の生活習慣と認知機能検査との間に一定の関連が見出せることが判明した。これらの成果を17年度は国際誌および国内学術誌に8編掲載した。その他、4編の論文が審査中であり、さらに複数の論文を準備中である。 また、International Neuropsychological Society(Dublin)、International Behavior Development Symposiumを始め3種の国際学会で5編の発表を行うと共に、最終年度に当たるため、679ページからなる成果報告書を編集した。
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