研究課題/領域番号 |
14201029
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 大学評価・学位授与機構 |
研究代表者 |
舘 昭 大学評価・学位授与機構, 評価研究部, 教授 (50116282)
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研究分担者 |
木村 孟 大学評価・学位授与機構, 評価研究部, 機構長 (40016506)
安原 義仁 広島大学, 教育学部, 教授 (00093823)
吉川 裕美子 大学評価・学位授与機構, 学位審査研究部, 助教授 (80282903)
金子 元久 東京大学, 大学総合研究センター, センター長 (10185936)
川口 昭彦 大学評価・学位授与機構, 評価研究部, 教授 (80013332)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
27,300千円 (直接経費: 21,000千円、間接経費: 6,300千円)
2003年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2002年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
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キーワード | 大学評価 / 国際的通用力 / 大学評価機関 / 高等教育品質保証 / ボローニア宣言 / アクレディテーション(適格認定) / 評価指標 / 大学評価・学位授与機構 |
研究概要 |
本研究は、日本、米国及び欧州における大学評価システムの形成状況を国際的な通用力の視点から調査研究し、現在構築中の日本の評価システムが国際的な通用力を持つために解決すべき課題を明らかにすることを目的として実施した。2年の研究期間内には、次の3つの観点から調査研究を行った。第一には、日本における大学評価システムの形成状況を国際的通用力の視点から調査することであり、自己点検・評価から大学評価・学位授与機構の創設、さらには今後の新たな認証評価制度の導入について、その政策的背景や評価の理念・方法について各国の状況を踏まえながら検討を行った。第二には、国際的に評価のモデル視されているアメリカの評価システムについて、その全体像の把握のもとで、その内の起こっている最新の進展である品質経営法の活用及び新評価指標の開発状況を調査した。大学内部の評価や州によるパフォーマンス・インディケータの導入状況や、大学のIR(インスティチューショナル・リサーチ)の機能について詳細な調査を行った。第三に、欧州については、1980年代からの欧州各国における各大学の自律性とアカウンタビリティの強化の視点からの評価システムの形成状況の把握のもとで、欧州連合(EU)としての高等教育の共通性の推進を約した1999年のボローニア宣言以降の各国高等教育の評価システムの改革状況について把握した。また、研究評価において最も注目されている英国のRAEについて、その評価手法と今後のシステムの検討状況について詳細な調査を行った。以上の成果にもとづき、日本の評価システムが国際的通用力を備える上での課題を検討した。
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