研究課題/領域番号 |
14201033
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
木村 茂光 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90134759)
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研究分担者 |
君島 和彦 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80111623)
坂井 俊樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10186992)
大石 学 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10183758)
及川 英二郎 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (80334457)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
35,360千円 (直接経費: 27,200千円、間接経費: 8,160千円)
2004年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2003年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2002年度: 13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
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キーワード | 日韓関係史 / 歴史教育 / 歴史認識 / 歴史教科書 / 教材 / 東北アジア / 国際研究者交流 / 韓国 |
研究概要 |
本研究は、平成11年度から3ヶ年間行われた科研費による研究「日韓の歴史教科書の改善のための基礎的研究」(基盤研究(A)(2)、課題番号:11694003)の成果を踏まえて、両国の高校生を対象とした歴史共通教材の作成を目的としている。研究プロジェクトは、日本側は東京学芸大学を中心とする歴史教育研究会、韓国側はソウル市立大学校国史学科を中心とする歴史教科書研究会によって構成され、メンバーは歴史学・歴史教育を専攻する大学教員・高校教諭・大学院生である。研究方法としては、両国の研究会における文案作成及び討議を踏まえて、年2回の継続的な合同シンポジウムにおいて両国の視点から討議を重ね、文案の修正を行ってきた。このような継続的な取り組みに基づく研究成果として、歴史教育研究会編『日本と韓国の歴史共通教材をつくる視点-先史時代から現代までの日韓関係史-』(梨の木舎,2003)を刊行した。 以上の研究目的及び研究方法に基づき、14年8月(ソウル)、15年1月(福岡)、15年8月(ソウル)、16年1月(東京)、16年8月(ソウル)、17年1月に東京の計6回のシンポジウムを開催した。日韓両国の高校生が使用する教材という性格に鑑み、両国が妥結できる歴史認識の具体化、及び文案の精選と平易化を図るために、相手国及び他部会のメンバーによるチェックを行って修正点を抽出した。このようにして前近代全8章、近現代全4章の文案の検討を継続して行い、17年1月の第15回シンポジウム(於:東京)ではほぼ両国の研究会の合意に達することができた。 現在は、その最終合意に基づき、歴史的用語を中心とする最終調整を進めており、今年度夏の両国同時出版に向けての微調整を行っている。
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