研究課題/領域番号 |
14201036
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
冨谷 至 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (70127108)
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研究分担者 |
矢木 毅 京都大学, 人文科学研究所, 助教授 (00252510)
岩井 茂樹 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (40167276)
赤松 明彦 京都大学, 文学研究科, 教授 (80159326)
古勝 隆一 千葉大学, 文学部, 助教授 (40303903)
伊藤 孝夫 京都大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (50213046)
藤田 弘夫 慶応義塾大学, 文学部, 教授 (60156875)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
44,460千円 (直接経費: 34,200千円、間接経費: 10,260千円)
2005年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2004年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2003年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2002年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
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キーワード | 死刑 / 絞殺 / 棄市 / 斬首 / 誅殺 / 律 / 刑罰 / 予防刑 / 梟首 / capitalpunishnlent / death penalty / decapitation / 絞首 / 監獄 / 強制労働刑 / 犯罪 / Capital Punishment / Death Penalty / punishment / cannibalism / custom / capital punishment / 死刑廃止 / 復讐 / 自殺 / 死生観 |
研究概要 |
「東アジアの法と社会」という研究題目の下、4年間に渡って続けてきた我々の共同研究の成果として、以下の成果を報告する。 第一は、国内国外で二度にわたって国際シンポジウムをおこない、東アジアにおける空間的、時間的座標のうえに死刑・死罪を考え、各時代、各地域の相違が浮き彫りにされたことである。その適用理念は、応報にあるのではなく、一に予防と威嚇にあることである。それは今日の中国の死刑に実態をみれば、罪と罰が均衡をかくこと、死刑廃止の議論が希薄であることからもわかる。各担当者の課題を深めて論文にした当研究の成果報告『東アジアにおける死刑』(科学研究費成果報告:冨谷篇)において、かかる東アジアの死刑の歴史的背景、本質が明らかにされている。報告書には、スウェーデンのシンポジウムには、参加できなかった藤田弘夫、岩井茂樹、周東平の各論考の収録し、社会学の視座からの死刑問題の考察、現代中国の死刑制度をテーマとする。さらに報告書は、さきの平成15年のセミナーの報告も加えたもので、英語でなされたセミナーの報告は、英文で、その後の主として日本側の研究分担者、および周東平論文は日本語で掲載している。なお、本研究のさらなる成果として、京都大学学術出版会から、平成19年に『東アジアにおける死刑』(仮題)を出版する予定である。我々の研究成果が今日の日本の死刑問題を考える上で、寄与できるのではないかと自負している。
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