研究課題/領域番号 |
14202004
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際法学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
平田 健治 大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (70173234)
|
研究分担者 |
松川 正毅 大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (80190429)
松本 和彦 大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (40273560)
三成 賢次 大阪大学, 法学研究科, 教授 (90181932)
中山 竜一 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00257958)
長田 真理 大阪大学, 法学研究科, 助教授 (10314436)
福井 康太 大阪大学, 法学研究科, 助教授 (00302282)
松田 岳士 大阪大学, 法学研究科, 助教授 (70324738)
武田 邦宣 大阪大学, 法学研究科, 助教授 (00305674)
渡邊 惺之 大阪大学, 法学研究科, 教授 (30032593)
野村 美明 大阪大学, 国際公共政策研究科, 教授 (20144420)
戸澤 英典 大阪大学, 法学研究科, 講師 (20335326)
北坂 尚洋 大阪大学, 法学研究科, 助手 (60346129)
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2005
|
研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
|
配分額 *注記 |
44,070千円 (直接経費: 33,900千円、間接経費: 10,170千円)
2005年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2004年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2003年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2002年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
|
キーワード | 欧州連合 / EU / EC |
研究概要 |
本共同研究は、三つの研究ユニット(家族、市場、リスク社会)の編成のもとに研究を進めた。個々の分野において、EU等の打ち出す世界的ないし地域的グローバルスタンダードと各加盟国のローカルなスタンダードを如何に調和、協調させるかが問題とされ、その解決方法が分析された。 総じて、ルールの調整に関しては、EU委員会は、多様な方法を多様な分野で模索し、その内容を徐々に発展させてきており、その精緻かつ多様な立法テクニックは、地域的ルール調和を考える際に参考となる点が多い。もっとも、経済統合と消費者保護という例で言えば、各加盟国の規制を均等化することによる経済障壁の除去というEU法のねらいと(条約でも確保されている)各加盟国の消費者保護が体現するそれぞれの加盟国の社会的文化的固有事情の尊重は矛盾する面がある。このような難問にEUがどう対処していくかという点を見極めるために、今後の動向をさらにフォローする意味があろう。 本研究の特色として、研究成果報告書に現れた成果に加え、早くより、本研究専用のサイトが設置され、刻々の研究活動が、購入された図書のデータベースも含め、公開された点や、外国人研究者の研究報告をできるだけ早くに紀要に翻訳と解説の形で公開し、最終的に研究成果報告書の付録篇としてまとめた点が特筆できる。 ほとんどのメンバーは、本研究の資金により、外国調査を行っており、その際の交流人脈を含め、将来の研究への発展の礎石を築いたといえる。
|