研究課題/領域番号 |
14205049
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 豊田工業大学 |
研究代表者 |
鈴木 孝雄 豊田工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (70005495)
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研究分担者 |
AMARENDRA Singh 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, ポストドクトラル研究員 (00367822)
QINGYU Xu 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, ポストドクトラル研究員 (90373076)
LAUHOFF Georg (GEORG Lauhoff) 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, 講師 (70308998)
ZHANG Zhengang (ZHENGANG Zhang) 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, ポストドクトラル研究員 (50343661)
LIN Ko?Wei 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, ポストドクトラル研究員 (20351158)
JINHUA Yin 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, ポストドクトラル研究員 (10367823)
KANG Kyongha 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, ポストドクトラル研究員 (80340355)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
49,400千円 (直接経費: 38,000千円、間接経費: 11,400千円)
2004年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2003年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2002年度: 27,300千円 (直接経費: 21,000千円、間接経費: 6,300千円)
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キーワード | ナノ磁性粒子 / イオンビーム / イオンビーム誘起CVD法 / Fe-Pt微粒子 / クラスター / パターン記録媒体 / 垂直磁気記録媒体 / 垂直磁気異方性 / ナノ粒子 / ナノ・ドット / 強磁性ナノ・ドット / コバルト微粒子 / FePt高磁気異方性粒子 |
研究概要 |
本研究は研究代表者が開発したイオンビーム誘起CVD法により微粒子作製を行い、数原子あるいはクラスターから構成される磁性微粒子の磁性、構造を調べることを目的としている。特に今年度においては、将来高密度磁気記録材料として注目を集めている「非常に高い磁気異方性を有するFePt及びCoPt系合金微粒子の作製」を先ず成功させることを目的として実験を行ってきた。その結果、 1.Dualイオンビーム誘起CVD法を確立し、これによりFePt合金微粒子作製が再現性よく実現出来ることを確認した。これはイオンビーム法により世界で初のFePt微粒子の作製である。 2.このようにして作製したFePt粒子は、比較的大きな磁気異方性定数(10^6erg/cc)を示すことがわかった。しかしながら、完全なL1o規則合金のもつ10^7erg/ccに比較して一桁小さい値であり、この原因は完全な規則合金の微粒子ではなく、fccとfctの二相分離である為であることが判明した。現在作製条件を系統的に変え、規則度の高い微粒子を作成する実験を継続中である。 3.CoPt合金微粒子も本方法で作製しその磁性・構造を系統的に調べた結果、作製時に非晶質構造をもつにも係わらず、すでに大きな磁気異方性を持つ事がわかった。 4.上記の非晶質微粒子を焼鈍した結果fccとfctの混相となり、磁気異方性か増加しないことが判明した。 上記の研究成果は国際会議(インターマグ、磁性・磁気材料国際会議等)や国内会議(応用磁気学会等)などで発表し、学術論文としても纏めて報告をしている。
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