研究課題/領域番号 |
14205066
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造工学・地震工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
鈴木 基行 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60124591)
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研究分担者 |
秋山 充良 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00302191)
内藤 英樹 東北大学, 大学院・工学研究科, 助手 (50361142)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
44,590千円 (直接経費: 34,300千円、間接経費: 10,290千円)
2005年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2004年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2003年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2002年度: 24,310千円 (直接経費: 18,700千円、間接経費: 5,610千円)
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キーワード | 高強度構成材料 / 鋼・コンクリートの合成構造 / 超高性能耐震構造部材 / RC構造 / SRC構造 / せん断特性 / 一軸圧縮特性 / 靭性能評価 / 超高強度コンクリート / 鉄筋コンクリート構造 / 鉄骨鉄筋コンクリート構造 / 耐震設計法 / 高性能耐震構造部材 / 部材損傷 / 圧縮破壊エネルギー / H形鋼の局部座屈解析 / 高強度鉄筋 / 高耐力・高靭性 / 超高強度構成材料 / RC柱 / 一軸圧縮実験 / コンファインド効果 / 横拘束筋 / コアコンクリート / 局所化領域 / 超高強度材料 / 圧縮軟化 / 定着 |
研究概要 |
本研究では、RCおよびSRC構造を用いた超高性能耐震構造部材の開発とその耐震設計法に関する検討を行なっている。平成14年度〜平成17年度の研究業績を以下に示す。 1.超高強度コンクリートを用いたRCはりのせん断特性の解明 圧縮強度130MPa程度の超高強度コンクリートを用いた腹鉄筋のないRCはりのせん断実験を行った。 [研究成果] (1)超高強度コンクリートを用いた腹鉄筋のないRCはりのせん断強度式を提案した。 (2)既往の実験結果を参照することで、普通強度から高強度材料まで適用可能な腹鉄筋を有するRCはりのせん断耐力算定式を提示した。 2.超高強度コンクリートを用いた一軸圧縮特性の解明 圧縮強度130MPa程度の超高強度コンクリートを用いたRC柱(矩形断面、円形断面)の一軸圧縮試験を行い、圧縮耐力以降の荷重-変位関係、横拘束筋ひずみ、コンクリート内部のひずみ分布を計測した。 [研究成果] (1)コンクリート内部のひずみ分布を測定することで、コンクリート強度および横拘束筋量による破壊領域の変化を定量的に評価できた。 (2)圧縮破壊エネルギーを介することで、現行の耐震設計で規定する材料強度の上限値を大きく上回る領域までも対象としたコンファインドコンクリートの応カ-ひずみ関係を定式化した。 3.SRC柱の正負交番載荷実験と部材損傷に着目した靭性能評価法 SRC柱の正負交番載荷実験を実施し、荷重-変位関係、柱基部の曲率分布、軸方向鉄筋とH形鋼のひずみ分布などを詳細に測定した。 [研究成果] (1)軸方向鉄筋の座屈解析モデルを構築することで、RC・SRC柱の実験時におけるかぶりコンクリートの剥落を精度良く評価できた。 (2)SRC構造におけるH形鋼の局部座屈解析モデルを構築した。さらに、H形鋼の局部座屈に着目したSRC柱の靭性能評価法を提示した。
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