研究課題/領域番号 |
14206035
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
間 陽子 独立行政法人理化学研究所, 分子ウイルス学研究ユニット, 研究ユニットリーダー (50182994)
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研究分担者 |
竹嶋 伸之輔 独立行政法人理化学研究所, 分子ウイルス学研究ユニット, 協力研究員 (60342812)
田島 茂 理化学研究所, 分子ウイルス学研究ユニット, 基礎科学特別研究員 (60311346)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
53,040千円 (直接経費: 40,800千円、間接経費: 12,240千円)
2005年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2004年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2003年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2002年度: 17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
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キーワード | ウシMHC(BoLA)領域 / BoLA-DRB3 / BoLA-DQA / 乳房炎 / BLV誘発性牛白血病 / BLVエピトープ / 疾患感受性 / PCR-sequence based typing / BoLA-DQA1及び-DQA2 / 多型性 / PCR-Sequence Based Typing / BoLA-DOA及び-DQB / TAPトランスポーター / BoLAクラスI遺伝子 / BoLA-DOA及び-DOB / BLV誘発性の白血病発症 / ヒツジMHCクラスIIDRB1 / ウシMHO(BoLA)クラスIIDRB3 / PCR-Sequence-Based Typing(SBT)法 / 抗原認識部位(ARS) / ヒツジMHCクラスIIDRB1アリル / MHC拘束性CD4陽性細胞 / IFN-γ / IL-2 |
研究概要 |
1.ウシMHC(BoLA)領域の遺伝子構成の比較解析 2004年に公開されたウシゲノムの塩基配列を用いて、第23番染色体のBOLA領域に存在する遺伝子の種類や並びを整理し、ヒトMHC(HLA)と比較解析した。遺伝子の並びはヒトとは異なるが種類が類似していることが見いだされた。この配列データを元にMHC領域に多型マーカーを設定することが可能となったが、非常に多型に富む古典的MHC遺伝子は一般的に用いられているSNPやマイクロサテライトマーカーで解析することは非常に困難であるため、申請者らは多型に富むDRB3およびDQA遺伝子について、PCR-sequence based typing(PCR-SBT)法の開発に成功した。 2.BoLAクラスII DRBおよびDQA遺伝子の乳房炎発症に抵抗性を示す対立遺伝子の同定 開発したPCR-SBT法を用いて、野外牛95頭及び乳房炎発症牛188頭のBoLA-DRB3および-DQA1遺伝子のタイピングを行い、アリル頻度を比較した。DQA1^*1201,DQA1^*1203およびDRB3^*0101が発症牛で有意に低下していた。以上の結果から、BoLA-DRB3および-DQA1遺伝子が牛白血病ウイルス(BLV)誘発性牛白血病発症の抵抗性に関与しているという申請者が見出した成果に加えて、乳房炎発症の抵抗性にも関与していることを明らかにした。 3.BLV誘発性白血病発症に抵抗性・感受性のDRB3アリルが提示するBLVエピトープの探索 60頭のBLV感染牛の中から、白血病発症に対して抵抗性アリルDRB3^*1401および易病性アリルDRB3^*1601を持つ固体を選別し、BLV抗原蛋白質、Env(gp51,gp30),Gag(p15,p24,p12),Taxに対する免疫反応性を調べたところ、易病性アリルを持つ固体のリンパ球の反応性は著しく低かった。
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