配分額 *注記 |
28,470千円 (直接経費: 21,900千円、間接経費: 6,570千円)
2005年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2004年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2003年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2002年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
|
研究概要 |
本研究課題は,アジア地域における身体文化と学校スポーツについて比較文化的に研究することを目的としたものであり,13人の研究者が4年間に13か国において調査研究を実施することが出来た。 その成果は次のようである。 1.調査地域は,日本,中華人民共和国,台湾,大韓民国,フィリピン,タイ,マレーシア,ミャンマー,インドネシア,シンガポール,カンボジア,ベトナム,オーストラリアであった。 2.各研究者はそれぞれの調査地域において,伝統スポーツの変容,学校スポーツの比較研究,子どもの生活時間研究,スポーツにおけるジェンダー研究などの個別の研究課題に取り組んだ。 3.研究成果は,当該国をはじめとするアジア地域において,英語にて報告した。 4.2004年9月に,滋賀大学において,日本,大韓民国,中華人民共和国,台湾,マレーシア,タイ,フィリピン,フィジー,オーストラリア,ニュージーランドの研究者を集めて「アジアスポーツ研究フォーラム」を開催した。 5.このフォーラムの開催を通じて,アジア地域におけるスポーツ研究ネットワークを構築することが出来た。 6.国内の研究会において,インドネシア,ベトナム,香港,モンゴル,インド,大韓民国,ミャンマー,中華人民共和国からの留学生を通じて,各国の学校スポーツ事情と経験についての比較検討会を実施した。 7.4年間の調査研究活動を通じて,アジア地域におけるスポーツ研究交流とスポーツ研究ネットワークの必要性を確認した。この交流とネットワークの発展維持のために,我が国の研究者の役割が重要であることを確認した。
|