研究課題/領域番号 |
14208006
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
金田 章裕 京都大学, 文学研究科, 教授 (60093233)
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研究分担者 |
藤井 讓治 京都大学, 文学研究科, 教授 (40093306)
杉浦 和子 京都大学, 文学研究科, 教授 (50155115)
仁木 宏 大阪市立大学, 文学研究科, 助教授 (90222182)
山田 邦和 花園大学, 文学部, 教授 (30183685)
山村 亜希 愛知県立大学, 文学部, 講師 (50335212)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
38,740千円 (直接経費: 29,800千円、間接経費: 8,940千円)
2004年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2003年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2002年度: 15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
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キーワード | 平安京 / 京都 / 都市構造 / 都市図 / デジタルデータベース / 京都図 |
研究概要 |
(1)研究分担者がそれぞれ平安京-京都の都市構造及び都市図に関連する研究テーマを決めて、考察を行い、論文を執筆した。その内容は、九條家本『延喜式』左・右京図について(金田章裕)、院政期平安京域の空間構造について(山村亜希)、中世都市嵯峨の変遷(山田邦和)、桂川の河道変化と耕地開発-松尾社周辺の古代中世-(青山宏夫)、17世紀京都の武士(藤井讓治)、林吉永版京大絵図の特徴とその変化(山近博義)、刊行京都図の版元について(三好唯義)、森幸安の地誌と地図-京都歴史地図を題材にして-(上杉和央)、近現代期における京都の都市空間構造-富裕層の分布の変遷を中心に-(田中和子)、地図のデジタル化およびデジタルデータベースの構築(神内俊郎)である。以上の論文を研究代表者が総括し、平成17年3月に研究成果報告書を作成した。そして、本成果報告書の合評会を行った。 (2)平安京-京都のデジタルデータベースを作成した。まず、ベースマップである昭和11年測量「京都市都市計画図」と現在の京都市都市計画図をデジタル化し、両者を対応させ、近代における京都の都市構造の変化を表現できるようにした。そして、このベースマップに,近世初期の『洛中絵図』(京都大学附属図書館所蔵、宮内庁書陵部所蔵)と京都の代表的刊行図である「増補再版京大絵図」に記載された武家屋敷・寺社・街路・町名などの情報を整理して入力した。このデータベースを用いると、近世初期・中期の京都における諸施設の位置を現在の地図上で簡単に検索し、様々な様式で自由に表現することができる。また、データベースに入力した画像は、パソコン上のみならず、屏風や大型の用紙に出力が可能であり、これからの博物館展示や都市構造の研究作業に貢献することが期待される。 (3)京都大学の大塚京都図コレクションを基本として、神戸市博物館等の所蔵する京都図を加えて、刊行京都図の総目録を作成した。
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