研究分担者 |
杉本 知之 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助手 (70324829)
坂本 亘 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助教授 (70304029)
白旗 慎吾 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (10037294)
越智 義道 大分大学, 工学部, 助教授 (60185618)
大瀧 慈 広島大学, 原爆放射能医学研究所, 教授 (20110463)
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配分額 *注記 |
22,750千円 (直接経費: 17,500千円、間接経費: 5,250千円)
2003年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2002年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
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研究概要 |
2年間にわたる本研究の成果と実績を下記に要約する. 人間の所作が関与あるいは介在する「高次情報処理過程」でデータと環境に適応的な推測の方法論に注力して研究を進めた. 統計的変換論を中心に研究を進め,データ適応型接近法の代表格として,アナログ情報からディジタル情報への変換と逆変換を含め,従来の統計的財産を活かす包括的方法論を体系化して提示した. ・データ適応型多変量解析論として,データ適用型判別解析法とその診断法を提案し,実際例への適用をとおして,その有用性を示した. ・統計的視覚表現論の研究では,統計的グラフィクスの理論,方法,応用,評価をその適用目的に沿って整備し,新たに,データ適応型グラフィクスを提案し,その有用性を評価した. ・不完備経時データの解析法と離散データのモデル依拠型解析法を最近の切り口で評価し,新しい提案を行った. ・樹木構造接近法については,経時対応データの解析用と生存時間解析用のCARTとMARSの拡張,開発,適応をはかり,医療などの分野で実地の効用を評価した.
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