研究課題/領域番号 |
14209011
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
山里 勝己 琉球大学, 法文学部, 教授 (80101450)
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研究分担者 |
我部 政明 琉球大学, 法文学部, 教授 (60175297)
仲程 昌徳 (中程 昌徳) 琉球大学, 法文学部, 教授 (50044863)
石原 昌英 琉球大学, 法文学部, 教授 (70244283)
等々力 英美 琉球大学, 医学部, 助教授 (60175479)
小倉 暢之 琉球大学, 工学部, 助教授 (30117569)
高良 鉄美 琉球大学, 法文学部, 教授 (40175435)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
37,570千円 (直接経費: 28,900千円、間接経費: 8,670千円)
2004年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2003年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2002年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
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キーワード | 沖縄文化 / アメリカ文化 / 異文化接触 / 比較文化 / 国際文化論 |
研究概要 |
1945年以降の沖縄の歴史は異文化接触の歴史であり、それは戦後日本でも極めて特異な歴史であった。本研究は、このような戦後沖縄におけるアメリカ文化との異文化接触により生起した現象を、国際政治、憲法、沖縄文学、アメリカ文学・文化、言語政策、コミュニケーション論、食品学、農業経済、建築学、公衆衛生の各領域において分析し、最終的には学際的な総合化をとおして異文化接触の全体像を理解することを目的として進めた。さらに、このような研究をとおして、異文化接触のメカニズムを解明し、普遍的なモデルの構築を試みつつ21世紀の国際社会における相互理解に寄与することを最終的な目標として研究を展開した。 このような目的、目標を達成するために、平成14年から16年において、以下のような研究活動を推進した。 1)特に米国公文書館をはじめとして公文書館等における文書の収集、戦後沖縄に直接に関わった沖縄及び日米の関係者に対するアンケート・聞き取り調査等を含めて、新しい知見を得るべく、実証的かつ総合的な研究を遂行した。 2)研究分担者間の相互連携及び異文化接触に関する理論的深化をはかるために、研究組織内で研究会を開催し、同時に国内の関連分野から講師を招聘しつつ研究を進めた。 3)平成15年度は、カリフォルニア大学デイヴィス校において、アメリカ側の研究者とともに国際シンポジウム("Symposium : Cross-Cultural Contact between the U.S. and Okinawa")を開催し、国際的な連携を図りつつ研究を推進した。 4)以上の活動を基礎に、研究分担者がそれぞれの課題について研究報告をまとめた。
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