研究課題/領域番号 |
14209016
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
|
研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
長崎 暢子 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (70012979)
|
研究分担者 |
清川 雪彦 一橋大学, 経済研究所, 教授 (60017663)
絵所 秀紀 法政大学, 経済学部, 教授 (10061243)
若林 正丈 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60114716)
杉原 薫 大阪大学, 大学院・経済研究科, 教授 (60117950)
田辺 明生 京都大学, 人文科学研究所, 助教授 (30262215)
吉田 修 広島大学, 大学院・社会科学研究科, 教授 (60231693)
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2005
|
研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
|
配分額 *注記 |
49,660千円 (直接経費: 38,200千円、間接経費: 11,460千円)
2005年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2004年度: 14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
2003年度: 15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2002年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
|
キーワード | 民主主義 / 開発 / 東アジア / 南アジア近代 / インド / 東アジア・モデル / 南アジア / 中印比較 / ガンディー / 労働の質 / 東アジア近代 / アジア間比較 / 政治文化 / 中国 / 比較史 / ナショナリズム / 民族運動 |
研究概要 |
本研究の課題は、(1)「第二次大戦後の南西アジア、特にインドでは、政治的には民主主義的発展が見られる一方で、貧困層が長期間累積したままなのは何故か、という問いを設定し、目覚ましい経済発展を遂げつつも民主化は未だ不十分と考えられる東アジアと比較しながら、解を求めようとしたものである。(2)方法上においても、英米インド等のIndia Office(British Library), LSE, SOAS(University of London), National Archives of India, Nehru Museumなどにおける資料収集、統計処理、現地フィールド調査など、実証が精緻化された。(3)インド、およびハーバード大学において、それぞれシンポジウム、ワークショップを行い、実証研究の成果を、現地インドの研究者との熱心な討論、研究交流に加えて、ハーバード大学では、アマルティア・セン教授をconvenorの1人に迎え、欧米の南アジア研究者との真剣な討論を重ねた。その結果、本研究の趣旨、方法、成果についてさまざまな問題提起を行い、日本におけるアジア研究の成果を国際的に問うことが出来た。(4)別記したような成果に加えて、平成17年度は、各研究分担者および研究会参加者が、日本においてこれらの結果を最終原稿として提出し、編集会議を重ねて、最終的な報告書として、Nobuko Nagasaki(ed.), Democracy and Development in South Asia : East Asian Comparative Perspectives, Kyoto : Ryukoku University, 2005.として刊行したことが主要な成果である(添付資料参照)。本報告書は、平成18年度内に更に綿密な編集、校正を行った上、インドより、英文出版される予定である。
|