研究課題/領域番号 |
14209024
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
井上 和人 (2005) 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 室長 (60110087)
田辺 征夫 (2002-2004) 独立行政法人文化財研究所, 奈良文化財研究所・埋蔵文化財センター, センター長 (50000493)
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研究分担者 |
小澤 毅 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 室長 (00214130)
小林 謙一 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 室長 (70110088)
森本 晋 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 主任研究官 (40220082)
金田 明大 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 研究員 (20290934)
中島 義晴 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 研究員 (50321625)
井上 和人 独立行政法人文化財研究所, 奈良文化財研究所・平城宮跡発掘調査部, 考古第一調査室長 (60110087)
小野 健吉 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所, 文化遺産調査部, 主任研究官 (40194584)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
35,750千円 (直接経費: 27,500千円、間接経費: 8,250千円)
2005年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2004年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2003年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2002年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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キーワード | GIS / 地理情報システム / 排水 / 空間分析 / 古代都市 / 条坊 / 古代都城 / 考古学 / 古代史 / 宮都 / 都城 / 条坊側溝 / デジタル地形図 / 芯線化 / デジタル標高モデル / IDRISI / 平城京 / 空間情報科学 / 水利システム / 都市 |
研究概要 |
1)基礎データの入力・整理 平城京総合地図として刊行した成果のデジタル化を試み、平城京地形データの入力およびこれへのテクスチャとして使用することを試みた。平城京の多くの部分をカバーする32面のVectorデータ化を達成した。しかし、いくつかの課題は期間内に達成することができず、今後の課題となった。 基礎データの作成は、1図幅の変換に要するコストが非常に高い。これらの基礎データの生成を迅速、かつ低価格で実現する方法の模索ができたことは重要な成果といえる。 2)GISへの実装 条坊側溝データをGISへ実装し、平城京におけるほとんどの条坊に関連する調査地点を表示、比較検討することが可能となった。研究開始時点から考えると近年の機器や空間情報処理技術の発達は著しく、今後、これらの成果を取り入れながら発展させていく必要があろう。 3)成果の公開 奈良文化財研究所、奈良県立橿原考古学研究所、奈良市教育委員会、大和郡山市教育委員会、元興寺文化財研究所の協力を受けて実際の各調査成果原本から、条坊側溝の3次元情報を抽出してデジタルデータを作成した。報告書にその成果を公表する。 4)東アジア各地における都城の比較・検討 東アジアにおける都城の用排水の実態を検討するため、中国、韓国を中心に各都城の研究成果について収集をおこなった。また、中国・韓国の研究者に研究の成果を紹介し、意見交換をおこなった。
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