研究課題/領域番号 |
14251012
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
安藤 正人 国文学研究資料館, アーカイブズ研究系, 教授 (90113422)
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研究分担者 |
丑木 幸男 国文学研究資料館, アーカイブズ研究系, 教授 (60223525)
井村 哲郎 新潟大学, 人文学部, 教授 (50303095)
吉見 義明 中央大学, 商学部, 教授 (40102884)
吉田 裕 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (20166979)
小風 秀雅 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化研究科, 教授 (90126053)
倉沢 愛子 (猪俣 愛子(倉沢)) 慶応義塾大学, 経済学部, 教授 (00203274)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
23,790千円 (直接経費: 18,300千円、間接経費: 5,490千円)
2004年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2003年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2002年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | アーカイブズ / 日本植民地 / 日本占領地 / 第二次世界大戦 / アジア太平洋戦争 / 記録保存 / 史料 / 略奪 |
研究概要 |
本研究は、第二次世界大戦期アジア太平洋の旧日本植民地ならびに軍事占領地域において、植民地行政上あるいは軍政執行上きわめて重要な位置を占めた文書記録政策(アーカイブズ政策)ならびに文書記録の伝存や消滅の過程について、中国東北地方、上海・南京地域、朝鮮半島、マレー・シンガポール、インドネシアを対象に選び、関係史料の探索と分析を行うことを目的としたものである。具体的には、(1)植民地行政府または軍政当局の文書システムを解明し、植民地研究ならびに軍政研究に基礎的材料を提供するとともに、アーカイブズ政策という観点から植民地行政ならびに軍政の性格を明らかにすること、(2)日本敗戦時を中心とした植民地ならびに軍政記録の廃棄・焼却の実態、及び連合国や現地勢力等による文書押収と伝存の事実関係を明らかにし、可能な限り残存文書の所在確認をすること、(3)植民地ならびに軍政支配の過程において頻発したとされる、現地の旧政権文書や歴史記録の略奪・破壊・流出の実態を解明するとともに、これらについても可能な限り残存文書の所在を確認すること、の3点を目標とした。 研究調査対象地域の内、中国東北地方については満鉄関係史料を中心に、朝鮮半島については朝鮮総督府文書(とくに中枢院並びに朝鮮史編修会関係史料)、マレー・シンガポールについては英軍政府文書を中心に多くの史料を収集し、かなりの研究成果をあげることができた。また関連調査地域として、台湾(台湾総督府文書など)、オーストラリア(接収日本企業記録など)、オランダ(オランダ軍情報部文書など)において多くの史料の所在を確認し、成果をあげることができた。以上の研究成果については、研究分担者によって論文並びに口頭報告の形で多くの発表が行われた。 今後は本研究成果を史料所在目録や論文集などの形でまとめるべく協議している。また本課題に関する研究をさらに進めるため、平成17年度〜平成20年度科学研究費補助金基盤研究(A)「朝鮮総督府文書を中心とした旧植民地関係史料の共用化に関するアーカイブズ学的研究」を計画した。
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