研究課題/領域番号 |
14252014
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境保全
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
岡 洋樹 東北大学, 東北アジア研究センター, 助教授 (00223991)
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研究分担者 |
佐藤 源之 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (40178778)
工藤 純一 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (40186408)
栗林 均 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (30153381)
鈴木 岩弓 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50154521)
吉田 順一 早稲田大学, 文学部, 教授 (70063716)
明日香 壽川 (明日香 寿川) 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (90291955)
北風 嵐 東北大学, 東北アジア研究センター, 助教授 (90035064)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
42,250千円 (直接経費: 32,500千円、間接経費: 9,750千円)
2005年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2004年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2003年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2002年度: 14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)
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キーワード | モンゴル / 草原環境 / 遊牧生産 / NOAA画像データ / 地下水理 / 宗教意識 / 金鉱 / 砂漠化 / NOAAデータ / 白金鉱床 |
研究概要 |
研究期間中現地及び国内での調査を実施し、そこから得られた資料・情報を整理・分析するとともに、研究成果をまとめて国際シンポジウムで報告し、報告論文を作成した。岡洋樹は、モンゴル国立アルヒーフ所蔵清代文書史料を用いて、前近代における災害とこれに対応したモンゴルの社会構造の在り方について研究した。佐藤源之は、ウラーンバートル市南部トーラ川沿岸で採取されている地下水の状況を、地中レーダによる定量的把握を行う手法を開発した。工藤純一はモンゴル全域を含むNOAA画像データベースの構築を行うとともに、雪域検出方法の開発を行った。明日香壽川は、モンゴル高原南部を対象に、「生態移民」などの環境保護政策の効用と問題点について検討を行い、新たな環境問題・人権問題・民族問題を惹起する恐れがあることを解明した。北風嵐は、モンゴルにおける砂金鉱床について調査を行った。栗林均はモンゴルにおけるキリル文字導入と正書法の制定について歴史的検討を行うとともに、清代の合壁辞書の検索システム作成を行った。鈴木岩弓は、ウラーンバートル市及び地方において宗教意識や埋葬儀礼に関する調査の結果をまとめた。吉田順一は、内外モンゴルにおける遊牧生産の方法や付随する農耕について、20世紀初頭以後現在に至る状況をまとめた。 各研究分担者は、研究成果を論文にまとめ、報告書を作成するとともに、2月19〜20日に開催した国際シンポジウム「モンゴルの環境と変容する社会」において報告を行った。
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