研究課題/領域番号 |
14310026
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学(含芸術諸学)
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
毛利 三彌 成城大学, 文芸学部, 教授 (10054503)
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研究分担者 |
楠原 偕子 日本橋学館大学, 人文経営学部, 教授 (20070542)
菊川 徳之助 近畿大学, 文芸学部, 教授 (80214740)
天野 文雄 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (90201293)
神山 彰 明治大学, 文学部, 教授 (20287882)
永田 靖 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80269969)
林 公子 近畿大学, 文芸学部, 助教授 (50183091)
小田中 章浩 岡山理科大学, 工学部, 助教授 (70224251)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
11,900千円 (直接経費: 11,900千円)
2004年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2003年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2002年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | 比較演劇史 / 方法論 / 演劇史 / 伝統演劇史 / ヨーロッパ演劇史 / 歴史哲学 / 演劇 / 比較演劇 / アメリカ演劇史 / フランス演劇史 / ドイツ演劇史 / ロシア演劇史 / 無形遺産 / 芸能 / 日本演劇 / 西洋演劇 / 能楽 / 歌舞伎 / 文楽 |
研究概要 |
研究機関の3年間に、数回の研究打ち合わせ会と、6回の研究例会をもったが、研究例会では、日本の伝統演劇史および近現代演劇史、イギリス演劇史、アメリカ演劇史、フランス演劇史、ドイツ演劇史、ロシア演劇史のこれまで書かれた代表的な著作を取り上げ、それぞれの問題点の検討と比較を行なった。各例会の課題と報告者は、次のとおりである。 第1回 2002年9月 演劇の理論と歴史 報告者 毛利三彌 小田中章浩 第2回 2003年3月 日本の演劇史 報告者 天野文雄 林 公子 毛利三彌 第3回 2003年9月 フランスの演劇史 報告者 小田中章浩 アメリカの演劇史 報告者 楠原偕子 第4回 2004年3月 ロシアの演劇史 報告者 永田 靖 ドイツの演劇史 報告者 山下純照 第5回 2004年9月 近代日本の演劇史 報告者 神山 彰 現代日本の演劇史 報告者 菊川徳之助 第6回 2004年12月27-28日 総括討論 全員 これによって、いずれの場合も、演劇史の方法論について必ずしも意識的であるわけではないことが、明らかになったが、それは、演劇史とは何か、という歴史哲学的な問いが問われることの稀であることにもよるのだろう。だが、方法論を欠くことが、演劇史の叙述として評価を低くするとはかぎらないことが議論された。それは、比較演劇史の方法論とは、必ずしも交わらないことであるかもしれず、この問題の追求は、われわれの今後の課題として残された。
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