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当事者参加型リサーチによる滞日外国人コミュニティの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14310090
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関大阪府立大学

研究代表者

山中 京子 (2003-2004)  大阪府立大学, 社会福祉学部, 助教授 (50336814)

横田 恵子 (有田 恵子) (2002)  大阪府立大学, 社会福祉学部, 助教授 (50316022)

研究分担者 横田 恵子 (有田 恵子)  大阪府立大学, 社会福祉学部, 助教授 (50316022)
武田 丈  関西学院大学, 社会学部, 講師 (30330393)
中山 徹  大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (40237467)
山中 京子  大阪府立大学, 社会福祉学部, 助教授 (50336814)
研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
9,500千円 (直接経費: 9,500千円)
2004年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2003年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワード滞日外国人 / 当事者参加型リサーチ / 公私協働 / 職種間協働 / セルフヘルプグループ / 滞日エスニック・コミュニティ / ネットワーク分析 / PLAワークショップ / 国際的労働力移動 / ソーシャル・ディベロップメント / 医療・保健 / 国際情報交換 / タイ:フィリピン
研究概要

社会経済的に不安定で、困難な環境に置かれることの多い滞日外国人は、そのために平均的な日本人に比べ、より多くのストレッサーにさらされており、その結果として様々な健康課題を抱えがちな状況に置かれている。しかし、従来の支援システムはその状況の改善に十分機能しているとは言えない。本研究の目的は、公私協働・当事者参加型のコミュニテイー開発およびアクションリサーチの手法を用い、これらの対象群に対する恒久的で包括的な医療・保健・社会福祉支援システムのモデルを構築することにある。本研究では、滞日外国人コミュニテイーとの協働により、以下のようなアクションリサーチを行った。(1)従来調査協力が得られにくかった当事者に対する直接的な聞き取り調査を行い、当事者のニーズを明確化した。(2)コミュニテイーに対するアウトリーチプログラム(「健康相談会」など)を開発および実施し、従来の公的施設によるサービス提供の枠を越えた当事者に利用しやすいプログラムのモデルを構築した。(3)コミュニテイーメンバーによるセルフヘルプグループを立ち上げ、研究者が提示したPLA(Participatory Learning Approach)の手法により、コミュニテイーにおける課題とその解決方法を明確化した。このセルフヘルプグループはその後コミュニテイーに定着した継続的活動を行っている。(4)医療・保健・福祉などの多領域の機関の専門職に聞き取り調査を実施し、コミュニテイー開発に関わる専門職間の連携促進プログラムの開発を行った。本研究の意義は、滞日外国人コミュニテイーと研究者の綿密な協働により、コミュニテイーのニーズに即した新たな支援システムを開発した点およびそれらのシステム開発にあたって、コミュニテイーにおける持続可能性を考慮し、それらのシステムの定着化を実現した点などである。

報告書

(4件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2005 2004 2003 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 図書 (6件) 文献書誌 (2件)

  • [雑誌論文] 医療・保健・福祉領域における「連携」概念の検討と再構成2003

    • 著者名/発表者名
      山中京子
    • 雑誌名

      社会問題研究 53(1)

      ページ: 1-22

    • NAID

      110002961699

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
    • 査読あり
  • [雑誌論文] An Analysis on Concept of "Collaboration" in Medical-Health-Social Welfare Setting2003

    • 著者名/発表者名
      Kyoko Yamanaka
    • 雑誌名

      Research of Social Problem 53(1)

      ページ: 1-22

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [図書] フィリピン女性エンターテイナーのライフストーリーエンパワメントとその支援2005

    • 著者名/発表者名
      武田丈
    • 総ページ数
      213
    • 出版者
      関西学院大学出版会
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [図書] Life Story of Filipino Entertainer2005

    • 著者名/発表者名
      Joe Takeda
    • 総ページ数
      213
    • 出版者
      Kwainsei Gakuin University Press
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [図書] ソーシャルワーカーのためのリサーチワークブツク2004

    • 著者名/発表者名
      武田丈
    • 総ページ数
      173
    • 出版者
      ミネルヴァ書房
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [図書] Research Work Book for Social Worker2004

    • 著者名/発表者名
      Joe Takeda
    • 総ページ数
      173
    • 出版者
      Minerva Publisher
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [図書] るるくで行こう2003

    • 著者名/発表者名
      横田恵子
    • 総ページ数
      255
    • 出版者
      学事出版
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [図書] Let's Go with Ruruku2003

    • 著者名/発表者名
      Keiko Yokota
    • 総ページ数
      255
    • 出版者
      Gakuji Publisher
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2004 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 山中 京子: "医療・保健・福祉領域における「連携」概念の検討と再構成"社会問題研究. 第53号1巻. 1-22 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 山中 京子: "HIV感染症の予防介入と個別相談・ガイダンスとエンパワーメント・アプローチの可能性"現代のエスプリ(至文堂). 第438号. 120-130 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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