研究課題/領域番号 |
14310170
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
石川 禎浩 京都大学, 人文科学研究所, 助教授 (10222978)
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研究分担者 |
水野 直樹 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (40181903)
山内 昭人 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (00124850)
寺山 恭輔 東北大学, 東北アジア研究センター, 助教授 (00284563)
劉 孝鐘 和光大学, 人間関係学部, 教授 (80230605)
江田 憲治 日本大学, 文理学部, 教授 (80176768)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
13,900千円 (直接経費: 13,900千円)
2004年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
2002年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
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キーワード | コミンテルン / 国際共産主義運動 / 東アジア / 社会主義 / 共産主義 / モスクワ・アルヒーフ |
研究概要 |
3年間にわたってモスクワなどで文献資料を収集し、研究分担者がそれぞれに分析を加え、それぞれの分担分野にかんして、総合的な整合性を保ちつつ、報告論文集としてとりまとめることとなった。 研究代表者である石川は、この2年間にわたって集積したデータをもとに、中国の共産主義運動とコミンテルンにかかわる論文を執筆、発表する一方、平成16年9月には北京で、また12月には上海で、合計5度(中国社会科学院近代史研究所、上海大学、華東師範大学、中共"一大"会址記念館など)にわたって本テーマに関連する連続学術講演会を行い、主に中国の国際共産主義運動史研究者、中国共産党党史研究者を対象として、本研究によって得られた知見を発表した。中国語で行われたこの連続講演会は、大きな反響を呼び、講演報告が『上海革命史研究与資料』第4輯に収録されることとなった。このほか、中国側研究者から継続的に学術情報交換を行うよう要請されている。本研究の報告論文集の構成(予定)は、以下のようになる見込みである。 序章(コミンテルンと東アジア)-山内 第1章 コミンテルン極東書記局の成立過程-劉 第2,3章 初期コミンテルンと日本-山内 第4章 ソヴェト・ロシアの極東への使者-寺山 第5章 コミンテルン初期大会の中国代表-石川 第6章 コミンテルン初期大会の朝鮮代表-水野 第7章 初期コミンテルンとモンゴル-生駒雅則(研究協力者)
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