研究課題/領域番号 |
14310182
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
|
研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
渡辺 昭一 東北学院大学, 文学部, 教授 (70182920)
|
研究分担者 |
木畑 洋一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10012501)
横井 勝彦 明治大学, 商学部, 教授 (10201849)
秋田 茂 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (10175789)
中野 聡 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (00227852)
森脇 龍 東北学院大学, 文学部, 教授 (70137579)
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2005
|
研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
|
配分額 *注記 |
13,100千円 (直接経費: 13,100千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2003年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
2002年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
|
キーワード | 帝国統治システム / ヘゲモニー / イギリス帝国 / アメリカのアジア政策 / 戦後世界 / 脱植民地化 / 世界システム / インド |
研究概要 |
平成14年度から4年間にわたって、分担研究者4名とともに、海外協力者3名(トムリンソン教授(ロンドン大学)、ホワイト準教授(リバプール・ジョンムーア大学)、ロッター教授(コルゲート大学)、国内協力者3名(菅英輝教授、吉田修教授、山口育人京都大学COE研究員)の協力をえて当該研究を行ってきた。 その間、平成15年度には11月1〜2日に東北学院大学と仙台国際センターにおいて国際ワークショップを開催して、ヘゲモニー論、イギリス帝国の発展・解体過程、アメリカのアジア介入過程、さらには戦後世界の新国際秩序形成について大変実りある議論を展開した。その成果を、小冊子'The End of Empires and the Transition of Hegemony in the Asia and Pacific Areas'としてまとめた。つづいて、平成16年度には5月21日の日本西洋史学会第54回大会において国際シンポジウム「帝国の終焉と国際秩序の再編-アジアをめぐる英米の相克」を組織して、その研究成果の一部を披露した。 また、イギリスを中心に海外の大学図書館や公文書館において一次資料の収集を行いつつ、その資料分析に基づいた成果について毎年数回研究会を開き検討してきた。特に国際シンポジウムの後に新たな課題として残った問題を中心に検討を重ねて、平成17年度には社会経済史学会東北部会においてシンポジウム「東アジア世界における大英帝国と大日本帝国」を開催した。 そして、これまで検討した内容を踏まえて、山川出版社との出版交渉を行い快諾をえた。そのために、年度末発行に向けての最終調整をおこない、渡辺昭一編『帝国の終焉とアメリカーアジア国際秩序の再編』としてまとめることができた。
|