研究課題/領域番号 |
14310211
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
仏語・仏文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石井 洋二郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90134402)
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研究分担者 |
鈴木 啓二 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (70187722)
三浦 篤 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10212226)
工藤 庸子 放送大学, 文化科学研究科, 教授 (30139638)
立花 英裕 早稲田大学, 法学部, 教授 (80207050)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2002年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | パリ / 第二帝政 / 都市 / ロートレアモン / ボードレール / 現代性 / 外部 / 植民地 / フランス / 第三共和制 / ロティ / ヨーロッパ / 都市改造 / ロート・レアモン / ロマン主義 / フランス・ウルグアイ / フランス:ウルグアイ |
研究概要 |
2002年度に開始された本研究プロジェクトは、第二帝政期(1852-1870)のフランスにおいて推進された首都パリの大改造と同時代の諸文化、特に文学・芸術との関係を明らかにすることを目的としている。 本研究の第一の大きな成果は、研究初年度の平成14年秋(10月4日から6日まで)に東京大学総合文化研究科・地域文化研究専攻の主催で行なわれた国際シンポジウム、「ロートレアモンーロマン主義から現代性へ」である。このシンポジウムには世界9力国から34名の研究者が参加し、このフランス詩人の作品に関して多角的な視点からの分析が提示された。とりわけ、われわれはパリの変容とそれが詩人の創造行為に及ぼした影響に焦点を当てた。本シンポジウムの成果は平成15年7月、374頁に及ぶフランス語の報告論文集としてフランスで刊行され、メンバーのうち石井と立花が論文を寄稿している。 本研究の第二の成果は、石井と工藤が編集し、平成16年7月に東京大学出版会から刊行された論文集、『フランスとそのく外部>』である。この論文集には多様な分野(政治学、社会学、歴史学、人類学、精神分析学、文学など)にわたる12編の論文が収録され、メンバーの中では石井、工藤、鈴木が寄稿している。その主たる目的は、フランスをヨーロッパの他の国々やフランスの植民地との相関性において捉えることであった。 平成18年3月には最終報告書を作成し、メンバー全員が論文を執筆している。
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