研究課題/領域番号 |
14310230
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
|
研究機関 | 大手前大学 |
研究代表者 |
松村 昌家 大手前大学, 比較文化研究科, 教授 (90081801)
|
研究分担者 |
穴人部 昭典 (六人部 昭典) 大手前大学, 人文科学部, 教授 (30239470)
秋山 進午 史学研究所オープンリサーチセンター, 教授 (00126484)
鈴木 利章 大手前大学, 人文科学部, 教授 (30073357)
森 道子 大手前大学, 人文科学部, 教授 (30087697)
尾崎 耕司 大手前大学, 人文科学部, 助教授 (10309396)
島津 展子 大阪学院大学, 外国語学部, 教授 (70170933)
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2005
|
研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
|
配分額 *注記 |
14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
2005年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2004年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2003年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2002年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
|
キーワード | 英米文学 / 西洋史 / 日本史 / 考古学 / 美術史 / ジャーナリズム / イギリス / 19世紀 / メディア / 都市 / 歴史 / 文学 / 美術 |
研究概要 |
本研究は、具体的な作業として、一方では各研究分担者の関心にもとづき、ILNの記事の検索と、これに関連する国内・国外の資料調査を実施した。特に、松村昌家は、幕末維新期の日本の使節団の行動やインパクトの全体像を把握するために、平成14年、15年、16年の都合3度、イギリスへ渡り、ロンドン、リヴァプール、マンチェスター、ニュー・カースル等の諸都市が所蔵するアーカイブズの調査をおこなった。その成果は、「「エドからロンドンまで」-ジョン・マクドナルドの使節団同行記-」(『大手前大学人文科学部論集』第5号、2005年3月)などとして公表された。同様に、尾崎耕司も、明治期の公衆衛生思想の源流を探求すべく、イギリス、National archivesでの公文書の調査をおこない、その成果を『ヴィクトリア朝文化研究』3号(2005年11月)に、「19世紀イギリス衛生行政の日本への移入をめぐって」と題して発表した。さらに、秋山進午は、明治維新後の揺籃期の日本考古学の発達に大きな刺激を与えたILNの意義を検討するにあたって、同紙が詳報した大谷探検隊(ロンドンで編成)の足跡を訪ね、平成16年度に2度中国での実地調査をおこなった。 本研究のもう一つの重要な作業は、ILNのイラスト部分のIndexの作成と、その画像を取り込みデジタル化をおこなうことある。これに関しては、1842年の創刊号からから1851年までの10年、19冊分についてIndexのデータベース化をおこなった。
|