研究課題/領域番号 |
14320032
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
竹中 千春 明治学院大学, 国際学部, 教授 (40126115)
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研究分担者 |
国分 良成 慶應義塾大学, 法学部, 教授 (20146567)
白石 さや 東京大学, 大学院・教育学, 教授 (70288679)
藤原 帰一 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (90173484)
月村 太郎 神戸大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (70163780)
清水 展 九州大学, 大学院・研究科, 教授 (70126085)
ABINALES Patricio 京都大学, 東南アジア研究センター, 助教授 (60314267)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
2003年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2002年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
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キーワード | グローバル化 / ブローバリゼーション / アジア / 国民国家 / ナショナリズム / 民主化 / アイデンティティ / イスラーム / グローバリゼーション |
研究概要 |
グローバル化という大きな社会経済変動の中で、アジア諸国では、独立当初の国民国家の編成がさまざまな規模と形で揺り動かされている。本計画は、各国の変動に注目しつつ、アジア全体で、あるいはアジアを越えてヨーロヅパまで含んで、共通の変化が見られるのかどうかを、比較政治学的に探ろうとする共同研究として展開した。 第2年目は、第1年目の研究を続行し、本科学研究費による補助金および他の研究費を十分に使って、各自が研究対象とする地域への調査出張を実施し、新規の資料を使う分析作業を行った。科研としての予算の付いた最終年であるため、各自の研究と全体としての研究のとりまとめの作業に着手した。研究成果を共有しながら共通の分析枠組みを検討するため、全員の集う研究会を開催し、日本比較政治学会も使って2度の集まりを持った。 当初より、各自の論文をもとに単行本を発表する計画を立て、第2年目の調査出張や資料調査の成果も十分に組み込んで、共同研究・第3年目(平成16年度)に各自で論文として完成する計画として進めた。平成17年6年段階で、本科学研究の論文集として提出した冊子をまとめた。 それをもとに編集作業を進め、平成18年3月末段階で、すべての論文を集めてまとめるところまで準備した。学術論文集として、国分良成・竹中千春編『グローバル化するアジア--国民社会の再編(課題)』として刊行するため、出版社と最終的な詰めを行っている。この調子で行けば、今年度中には刊行の予定である。
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