研究課題/領域番号 |
14330012
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策(含経済事情)
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2004) 横浜国立大学 (2002-2003) |
研究代表者 |
若杉 隆平 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (80191716)
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研究分担者 |
秋山 太郎 横浜国立大学, 経済学部, 教授 (40167854)
冨浦 英一 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (40273065)
塩路 悦朗 (塩路 悦郎) 横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 助教授 (50301180)
奥村 綱雄 横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 助教授 (90323922)
清田 耕造 横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 助教授 (10306863)
PARSONS Craig 横浜国立大学, 経済学部, 助教授 (10334616)
古澤 泰治 横浜国立大学, 国際社会社会科学研究科, 助教授 (80272095)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
11,300千円 (直接経費: 11,300千円)
2004年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2002年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | 直接投資 / R&D / イノベーション / 貿易交渉 / ミクロデータ / 生産性 / 開放マクロ経済学 / ノンパラメトリック推定 / 東アジア / 貿易 / 構造変化 / ノンパラメトリック / 新しい開放経済マクロモデル / 内生的成長モデル / 地域経済統合 / マイクロデータ / フラグメンテーション / 成長 |
研究概要 |
本研究では,平成14年度から16年度の3年間にわたり,アジア諸国における産業構造変化、生産性、経済成長に関する理論的研究及びマクロデータ,企業・地域・財別ミクロデータを用いた実証的研究をテーマとして共同研究を行った.実証面では, ・FTAのもたらす貿易と経済厚生への影響についてのミクロデータによる分析 ・中国における日本企業の直接投資の立地を決定する要因についての地域データ・企業データによる分析 ・日本企業の海外直接投資に与える研究開発の影響,海外へのアウトソーシングと企業特性に関するミクロデータによる分析 ・「新しい開放マクロ経済学」の枠組みによる日・米・東アジアのマクロ経済連関に関するモデルの構築と,東アジアにおける通貨バスケット制度の導入と貿易収支の安定化に関するシミュレーション分析 ・東アジア各国・地域のマクロ需要・供給ショックに関するノンパラメトリックな計量分析方法の開発と供給要因と需要要因を通じた東アジア各国の相互依存関係の分析 ・日本企業と外資系企業との生産性の差異に関する分析,日本企業の輸出・直接投資と生産性の関係に関する分析 ・国際商品データに基づくHOVモデルの仮定(消費者選好の同一・相似性)の現実妥当性に関する分析 理論面では, ・R&Dによる新製品の開発とその事業化の2段階からなるイノベーションについて,内生的成長モデルに基づき各段階が経済成長に与える影響を分析するための理論モデルの構築 ・国際協調の達成過程を分析するための新たな交渉理論の構築と国際貿易理論への応用に関する分析 ・経済発展の負の側面として捉えられるグローバルな環境問題と貿易政策との関連についての理論的研究 を行った.また研究の過程において,内外の研究者の参加を得て,2回の国際コンファレンス,1回の国内コンファレンスを開催し,研究成果の報告・評価を行った.本報告書はこれらの研究成果をとりまとめたものである.
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